五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

客待ち

 先日、職場の最寄り駅からタクシーに乗ろうとした時の事です。
 この日は、小田急もJRも遅延気味に運行していて、体調を考えると駅からの全力疾走は難しい状況でした。そこで、徒歩時の最寄り駅の1つ手前の駅で降り、片側2車線のバス通りをタクシーで駆け抜けようと目論んだのです。ここからでも職場までは2km以内なので、初乗り運賃で行けてしまいます。
 とはいえ、ターミナル駅でも何でもない小駅ですから、必ずしも駅前にタクシーが待機しているとは限りません。その為、私は高架駅の車内からタクシー乗り場を覗き込み、客待ちのタクシーが1台いる事を確認の上、直ぐさま電車を飛び降りました。1台しかいないタクシーですから、先客に乗られてしまうと後がないからです。
 幸い、私の他にタクシーに乗ろうとする客はいなかったらしく、無事にタクシーに……

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止まらないJALの縮小均衡

 さて、色々と客離れが止まらないJALですが、遂に経営破綻の波はここまで来ました。

JALグループ、再生に向けた2010年度路線便数計画を策定

http://press.jal.co.jp/ja/release/201004/001530.html

 国内線の廃止路線数が巷間で囁かれていた50路線の大台に乗ったのもさる事ながら、ここで特筆すべきはB747-446の全機退役でしょう。クラシックジャンボの末裔であるB747-346が全機退役したのが昨年(2009年7月31日)ですから、それから2年も経たない内にB747-446まで全機退役というのは、かなりのスピード入れ替えです。結局、B747-446DのクラスJ増席も最後まで行われないままとなり、スカイクルーザー好きの私としてはかなり残念な結果となってしまいました。
 本来なら、ダウンサイジングするにしてもB787-846の就役を待ちたかった所なのでしょうが、それを許さないくらい、現在のJALは危機的な経営状況にあるという事です。しかし、路線によっては機内設備で競合他社にかなり見劣りするB767-346ERで運航する事となり、これでいよいよ熱狂的JAL信者以外はJALに乗らなくなるという悪夢が現実のものとなりかねません。ツアー向けに座席をばらまいてロードファクターを稼ぐというのも1つの手ですが、別に財務状況が改善する訳でもないので、国際線に関してはかなり負の連鎖が続く事になりそうです。

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