五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

ブルートレイン記事のトラックバック先

 なお、本日の記事は、以下のブログに対してトラックバックを送信しています。本文またはコメントについて、少しずつコメントを付加しておきます。


○ここは酷い地域中規格道路ですね 障害報告@webry/ウェブリブログ

http://lm700j.at.webry.info/200711/article_19.html

 東京発着ブルトレは、ロビーカーの連結開始時で機関車の出力増が必要になり、直流区間の牽引機がEF65からEF66に変更されましたね。東北本線だと基本的に牽引機はEF81ですから、そっくりそのまま同じ編成だと出力が足りなくなるかも知れません。とはいえ、24系25型よりも遥かに重いであろうE26系でさえEF81が単機で牽引しているのですから、九州ブルトレ車両の尾久移籍はそんなに問題になるとも思えないんですけどね。


○Simplex's Memo 寝台急行「銀河」、寝台特急なは・あかつき」来春廃止。

http://blog.goo.ne.jp/sti_6217/e/cc5fa57258b7c91a6dd684bc2bf973f5

 田町車両センターについては、東京駅経由での東海道=東北・高崎直通開始と同時に、その全機能が尾久車両センターに移管されるとの事です。当然ながら、その跡地については再開発の話が出てくるんでしょうが、やはり景観については品川グランドコモンズの相似形になるんでしょうね。とはいえ、品川=田町の駅間距離を考えれば、さいたま新都心と同様、ここにも新駅を設置して欲しい所ですが。


○鉄道ダイヤ改正ニュース: [JR]東海道ブルトレが一気に消える?「来春に銀河、なは、あかつき廃止」と報道。09年には「はやぶさ、富士も」

http://dia.seesaa.net/article/67292776.html

 「食堂車は夜はどんぶりや麺類などのファーストフード、朝はパン系のファーストフードをやればいいと思います。」なんていうコメントがあるのですが、果たしてその提供価格が市内のコンビニ+α程度に収まるかどうか、些かの疑問がありますね。特に、この人が提案する出発駅である品川駅は、改札内・改札外ともに食料を買い込むには全く不自由しない駅ナカ天国ですから、利用者は殆どいないような気がするのですが。まぁ、北陸やあけぼのといった食料調達に不自由する列車であれば、こういうサービスはかなり重宝するのですが。


○ヒマ人のつぶやき: ブルトレ廃止の方向へ

http://1-2-no-3.cocolog-nifty.com/himajin/2007/11/post_f71c.html

 私は、寝台料金半額でも乗る気はしませんね。快速格下げもセットならば少しは考えますが、それも距離によりといった話です。慢性的な客不足に喘ぐ九州ブルトレは、冬季と言わず年中半額にするくらいでちょうどいいでしょう。


○海岸通り3丁目 : ブルートレインが消える・・・

http://whitewing.air-nifty.com/kaigandori/2007/11/post_01df.html

 トワイライトエクスプレスカシオペアも、いつまで存続したものか知れたものではありません。トワイライトエクスプレスの車両は今回廃止になる九州ブルトレと同様24系客車を使用していますから、車体更新コストを踏まえると北陸新幹線金沢開業と同時に廃止へと追い込まれる危険性が非常に高く、比較的新しいE26系客車を利用しているカシオペアにおいても、東北・北海道新幹線の延伸で並行在来線が経営分離されれば、いよいよ列車存続そのものが取り沙汰される事になるでしょう。取り敢えず、北海道新幹線が新函館まで開通した時にどうなるかが、一つのポイントでしょうね。


○淡海の国から on blog: いよいよか…その2

http://kinoppi.tea-nifty.com/_on_blog/2007/11/post_64ff.html

 きたぐにが存続したのは、大阪=新潟の夜行需要のみならず、北陸各都市発着の区間需要や大阪・新潟近郊での始発・最終列車としての役割も兼ねているからです。既に特急・新快速の130km/h運転が普及しているアーバンネットワークにおいては、120km/h走行が可能な583系ですら邪魔者だったりするのですが、列車本数がそんなに多くない早朝・深夜であれば、そこそこスジも確保できるようです。きたぐにが座席夜行列車として転身する道を選ぶのであれば、北陸新幹線金沢開業で余剰が発生するであろう681系や683系に切り替えるという方法もあるのですが。


○たべちゃんの旅行記「旅のメモ」: 「なは」「あかつき」「銀河」来春廃止

http://tabechan.cocolog-nifty.com/note/2007/11/post_6c0e.html

 銀河はJR本州三社に跨って運行されますが、当然ながら3社とも24系客車を代替する体力がないなどという事はありません。JR東海JR西日本285系を共同開発していますし、JR東日本は単独でE26系を世に送り出しています。大都市圏や新幹線などを抱えるJR本州三社は、JR三島会社よりも資金的に余裕があり、決して爪に火を灯すような赤貧状態ではありません。要するに、「車体更新体力の低下」ではなく「車体更新意欲の低下」こそが問題なのであり、それが需要減との悪循環を招いているのです。


阪和線の沿線から:やはり「嫌な予感」は当たってしまうのか・・・「あかつき」廃止の新聞記事より - livedoor Blog(ブログ)

http://blog.livedoor.jp/hanwa0724/archives/51176999.html

 走行区間が複数社に跨れば跨るほど調整が難しくなるというのは指摘の通りですが、会社間の仲が悪くなければ、そこそこスムースな連携や機動的な割引施策も実施可能だったりします。現に、上野=金沢を運行する北陸においては、個室車両比率の大幅増や新幹線・在来線特急と組み合わせた割安な企画乗車券の発売など、航空機や夜行高速バスにも十分対抗し得る態勢が整っています。そう考えると、九州ブルトレが絶滅に追い込まれたのは、新幹線利用による自社収入のみを追求したJR東海の経営姿勢に原因があるとも言えますね。


○ポロと旅する〜あさちゃん。と一緒: 栗原隆司「鉄道再発見の旅」&寝台急行「銀河」来春廃止

http://ssasachan.seesaa.net/article/67537779.html

 「使える可能性」の確保には、それなりにコストが掛かるものです。スポーツ観戦やコンサート観覧をヘビーにこなす人にとっては、夜行列車や早朝・深夜便は非常に使い勝手がいい乗り物ですが、一般受けは必ずしも良くない為、昼行列車や昼行便に比べるとどうしても安価な運賃を設定せざるを得ません。それでいて、運行コストは昼行便よりも余計に掛かるのですから、これでは泣く子も黙る東京=大阪と雖も路線維持は容易ではありません。あのSFJ71/92便ですら、ハロヲタには大人気だったんですからね。



 他にも気になる記事は幾つかあったのですが、気の利いたコメントが思い浮かばなかったので、取り敢えずこんな所で。