五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

客待ち

 先日、職場の最寄り駅からタクシーに乗ろうとした時の事です。
 この日は、小田急もJRも遅延気味に運行していて、体調を考えると駅からの全力疾走は難しい状況でした。そこで、徒歩時の最寄り駅の1つ手前の駅で降り、片側2車線のバス通りをタクシーで駆け抜けようと目論んだのです。ここからでも職場までは2km以内なので、初乗り運賃で行けてしまいます。
 とはいえ、ターミナル駅でも何でもない小駅ですから、必ずしも駅前にタクシーが待機しているとは限りません。その為、私は高架駅の車内からタクシー乗り場を覗き込み、客待ちのタクシーが1台いる事を確認の上、直ぐさま電車を飛び降りました。1台しかいないタクシーですから、先客に乗られてしまうと後がないからです。
 幸い、私の他にタクシーに乗ろうとする客はいなかったらしく、無事にタクシーに……
 ばたん。
 唯一客待ちをしていたタクシーは、私が乗り込もうとするのを確認するや否や、いきなりドアを閉め、そのまま走り去ってしまったのです。一瞬、私は目の前で何が起こったのか理解できませんでしたが、15秒くらい経ってから「呼び出し無線か……」と気付きました。
 しかし、幾ら呼び出しが掛かったからといえ、目の前に客が来ているにも関わらずドアを閉めて走り去ってしまうというのは、タクシー会社の営業姿勢として如何なものでしょうか。無線で呼び出した客は、タクシーが現在何処にいるという事を知っている訳ではありませんが、駅前に訪れた私には、タクシーが現在何処にいるかというのは自分の目で直接見ています。であれば、呼び出し客は他の空車に任せて、取り敢えず駅前の客を拾っておくという方が、営業としてはスマートでしょう。こんな配車をした所で、徒に客1名の心証を損ねるだけです。
 なお、このタクシーの4分後に駅前に来た別のタクシーにより、始業時刻には無事間に合いましたとさ(;´Д`)