五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

アシアナ航空まで新北九州へ

 この2週間でボコボコ就航表明ですかトホホ。

アシアナ航空も新北参入へ

http://kanmontuusin.morrie.biz/item/411

 まぁ、こっちの方は噂レベルで3年くらい前からずっと言われてきた事ですし、私自身も「無理矢理国際定期便を就航させても、精々ソウルくらいだろうなぁ」と思っていましたから、J-AIR中国南方航空に比べれば、驚きの程度は低いですね。とは言え、現在デイリーで就航している福岡線との棲み分けをどうするんだっていう疑問は相変わらず残るのですが。幾ら北九州市仁川広域市とが姉妹都市だからといって、それだけで定期便を維持できると思ったら大間違いなんですけどね。
 ビジネス利用? それなら最低でも福岡線や広島線と同じデイリーを確保しないとお話になりませんが、アシアナ航空がそこまで博打を打ちますかねぇ。まぁ、経済規模なら北九州は仙台や岡山*1よりは上ですから、地道に北九州の企業を営業して回れば、B737-400/500クラスならデイリーでも何とか路線として成立するでしょう。しかし、これから営業活動をするのだとしたら、半年強という準備期間は剰りにも短いような気もしますが。
 それにしても、中国南方航空の時といい今回のアシアナ航空といい、どうして就航表明ではなく「就航の見通し」なんですかね。それも、航空会社のプレスリリースではなく、自治体の首長による談話での発表です。まさかとは思いますが、開港半年前になって国際定期便就航の目処が立たない事に焦った北九州サイドの人間*2が、スカイマークJ-AIRの就航表明に便乗して雑談レベルの会話をフレームアップしただけって事は……ないですよね(;´Д`)

*1:仙台にはアシアナ航空が、岡山には大韓航空が、それぞれデイリーで就航しています。とは言え、仙台は東北地方全体、岡山は県内に加え兵庫県西部・四国東部をの需要を掌握していますから、同県内の福岡で既にダブルデイリーの就航がある北九州とは事情が異なります。まぁ、こういう話をし始めると、最終的には「福岡と北九州とが同じ県にある事自体間違っているんだ」という結論に至ってしまうんですけどね。

*2:新福岡空港妄想で目眩ましに遭っている人が多いかも知れませんが、戸畑出身の麻生渡福岡県知事は、末吉興一北九州市長と同等かそれ以上の新北九州空港盲信派です。私は、「新福岡空港妄想は、新北九州空港に対する批判を反らす為の麻生渡のブラフである」という見方をしています。これについては、暇になった時にでも詳述します。