五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

結果に対する責任を持て

 2日連続の投稿です。昨日に引き続き、勇気と無謀とを履き違えた男子高校生が引き起こした事件についての話です。

hochi.news

 一歩間違えれば炎上しそうな発言ですが、先ずはテレビというマスメディアにおいてこういう指摘をしてくれた羽鳥慎一アナウンサーに謝意を表します。「電車内でたばこを吸うような人間に注意するというのは危険」という指摘は正鵠を射ており、これに関してはテレビ朝日の別番組で専門家も同様の指摘を行っています。

news.tv-asahi.co.jp

 相変わらず、この男子高校生を賞賛する向きが絶えませんが、私はこの風潮にハッキリと否を唱えます。電車内で他の乗客に注意するというのは、注意する事それ自体が目的なのではなく、あくまでも乗客の安全或いは列車運行の安全を確保する事が目的です。重要なのはあくまでも目的であり、結果です。こんな事は、大谷鬼十則を引用するまでもありません。

 「プロは結果に責任を持つ」「できなかったことの言い訳をしない」とありますが、今回の男子高校生が宮本一馬に注意した結果は土下座&顔面骨折です。結果を出すどころか却ってJR東日本や栃木県警に余計な仕事を増やしただけであり、周囲の全員に迷惑を掛けています。人間失格とまでは言いませんが、少なくともプロ失格である事は言うまでもありません。それとも、この男子高校生を賞賛している向きは、「エクストリームスポーツ・声掛け」でも観戦している心算なんですかね。