五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

気を付けよう 子供は急に 止まらない

 という事で、今日も粛々とニュースソースを消化していきます。

ICタグで子供の交通事故防止---日産やNTT データなど5社

http://response.jp/issue/2005/1116/article76529_1.html

 いや、「注意しろ」って言われても、ねぇ……(;´Д`)
 親の躾がなっていないガキは、クルマが来ようがクマが来ようが、平気で道路に飛び出してきますからね。ICタグでその危険情報を事前通告するっていうのは1つのソリューションなんでしょうが、それ以前に子供が通行するような道にクルマを入れるなって議論をした方がいいような気がします。まぁ、それと同時に、ろくに道交法を守れないバカガキを親子共々処罰する必要性もありますが。
 それにしても、このシステムってセキュリティ上の問題はないんですかね。何せ、対象地区の児童にICタグを持たせるって事は、子供の現在位置がシステム運用者には筒抜けなんですから、簡単にある児童の行動記録を作成する事が出来てしまいます。位置情報を匿名にした所で、夜になって位置情報が留まった所が児童の自宅という事になってしまいますから、バリバリ個人情報垂れ流しまくってるのと同じです。
 更に心配なのは、このシステムを逆手にとって、「子供見守りサービス」を児童誘拐に利用する不貞な輩が出てくるのではないかという事です。誘拐犯にとっては、周囲に怪しまれながらターゲットを物色する必要なく、情報提供装置から危険情報が聞こえてきた時だけ、周辺にいる児童を探せばいいって事になりますからね。あとは、自動車に連れ込んで、そのまま逃走するだけです。システム運用者が異変に気付いた時は後の祭りで、犯人を特定できた頃には、もう連れ去られた児童は凌辱済みです。
 取り敢えず、奈良県でこのシステムが導入される事はなさそうですね。