五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

バスで急ブレーキを掛けるとこうなります

 オチは全員ズッコケが基本です(つ´∀`)つ

○衝突回避の急ブレーキ、バス車内で将棋倒し

http://response.jp/issue/2005/1129/article76959_1.html

 これ、「乗客に予告を行わないまま急ブレーキを使用」ってありますけど、常日頃バスの車内アナウンスで「やむを得ず急ブレーキを使用する場合がありますので、お立ちのお客様は吊革・手摺りなどにお掴まり下さい」って言ってますから、予告無しと言い切るのは難しいでしょう。もっと言うなら、予告する余裕がないからこそ急ブレーキを使用するのであって、自動車という交通機関を使う以上、バスの乗客も常に急ブレーキの使用を覚悟しておくべきでしょう。尤も、これは電車であっても同じ事なんですけどね。
 それにしても、幾ら法律だから仕方がないとはいえ、無謀運転で小学生に突っ込んでも衝突回避で急ブレーキを掛けても、罪状が同じく業務上過失傷害になるというのは、やはり納得が行きませんね。しかも、このケースにおいては、急ブレーキを掛けなければ衝突事故に発展して、結局は同じ業務上過失傷害に問われる事になります。要するに、後方から走行してきた乗用車にロックオンされた時点で、このバスの運転手はどう足掻こうと業務上過失傷害の罪科からは逃れられなかったという事ですね。合掌(-人-)ナームー...
 結局、この手の事故を未然に防ぐ方法となると、「割り込まれるようなスペースを作らない」って結論にならざるを得ませんね。「十分な車間距離を持って、ゆとりのある運転を」という教科書的な走行からは逸脱する事になりますが、都会を運転するに当たっては、得てしてこういう知恵も必要だという事なのでしょう。「ほな最初から都会で運転すな」と言っても、バスやタクシーの運転手はどうしても都会で運転しなければなりませんし、私的交通の制限というのはこうしたバスやタクシーの運転手がいて初めて成り立つ話ですからね。まさか、今更「徒歩圏で完結する市街地にダウンサイジングしろ」などとほざくバカもいないでしょうし。いや、上岡直見や杉田聡みたいな環境ブサヨクなら、ひょっとしたら言い出すかも知れんなorz