流石に、今日は新北九州空港について何も書かないと怒られそうなので、一応1つだけニュースを載せておきます。
○北九州空港:開港1カ月、ブームは一段落 4月の東京路線搭乗5割 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukuoka/archive/news/2006/04/15/20060415ddlk40020360000c.html
まぁ、ご祝儀相場の終了については一足早く産経新聞が報じていましたが、いよいよ産経新聞に続いて毎日新聞も新北九州空港にダメ出しを開始しました。あとは、朝日新聞や日本経済新聞が何処で追随してくるかですね。読売新聞? 精々新福岡空港にでも騙されてなさい( ´゚д゚`)
それにしても、毎日新聞は断面の切り方が意図的です。
北九州空港東京路線の4月の平均搭乗率(往復、13日まで)は50・2%となり、開港ブームが一段落した。今後は幅広い集客策や、ダイヤの乱れ解消が課題になりそうだ。
だから、バーゲン期間の開始前日までで見るんじゃないっての( ´゚д゚`)
14日から23日までは片道10,000円*1でスターフライヤーに乗れるっていうんですから、それ以前は当然「買い控え」が発生するというものでしょう。バーゲンフェアを抱えているJALにしたって、やはり13日以前で断面を切られてはロードファクターも悪くなるというものです。こういう断面の切り方をするのであれば、福岡空港や神戸空港の13日までのロードファクターも同時に報じるべきでしょう。
取り敢えず、この10日間のロードファクターは、スターフライヤー及び新北九州空港の将来を大きく占うと言っていいでしょう。もし、この10日間だけスターフライヤーのロードファクターが伸びるという事であれば、スターフライヤーも所詮は低運賃でしか存在価値を示せない航空会社に過ぎなかったという事になります。まぁ、時間帯さえ選ばなければ同運賃で福岡線に乗れるっていうんですから、ピンポイントで新北九州空港が便利な場所でもなければ、普通は福岡空港を使いますけどね。
それにしても、本来は航空需要の閑散期だからこそバーゲン運賃を設定するはずなのに、気が付けば最初からバーゲン運賃の設定が前提になっているような気がします。多分、5年前にバーゲン運賃が本格設定され始めた時から、この本末転倒も始まっているんでしょうね。スターフライヤーには、この本末転倒を是正する機運になって欲しかったものですが、実際には是正どころか付和雷同している為体です。こんな調子では、5月以降もズタボロのロードファクターでしょうね。まぁ、その際は北九州市や福岡県が助けてくれますって( ´-`)