五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

93歳女性を弾き飛ばして780万円

 という事で、今日はニュースも1つだけです。

○歩行者転倒事故:相手女性に780万円賠償命令 東京地裁

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060616k0000m040141000c.html

 はいそこ! 裁判長は藤山雅行じゃねえぞ!( ´゚д゚`)



 で、判決の内容なのですが、現行法に即してみれば妥当な線でしょう。現在の道路交通法「交通強者が絶対的な過失責任を負う」というのが本筋であり、27歳女性と93歳女性との衝突事故では、27歳女性の過失責任が多大に認定されるのは当然の帰結です。ただ、今回の場合は双方とも歩行者だった事から、不幸にも93歳女性にもそれなりに過失責任が認定されてしまったまでの事です。もし、27歳女性が自転車に乗っていたのであれば、損害認定された1,000万円がほぼ丸々賠償額として判決された事でしょうね。
 ……えっ? 「27歳女性に780万円は酷」だって?
 ソープで働け、ソープで!ヽ(`Д´)ノ
 20歳前後のピチピチギャルに比べれば商品価値は些か落ちてしまうかも知れませんが、真面目に勤め上げれば1年や2年で稼ぎ出せる金額です。まぁ、大部分が女衒にピンハネされるとは思いますけどね(;´∀`)

 それにしても、今回も遺憾ながらこのテクニカルタームが出てきてしまいました。

 大嶋裁判官は「健康な成人は道を歩く際、高齢者や幼児、障害者ら弱者に進路を譲ったり減速や停止したりすべきだ。現場は当時、多くの歩行者が行き来していたのに、若い女性は友人と話しながら漫然と歩き、お年寄りに気付かなかった過失がある」と指摘した。

 はい、唱和しましょう。
 (゚o゚)漫然と
 (゚o゚)漫然と
 (゚o゚)漫然と
 もう、交通事故の過失責任といえば「漫然と」しかないという、十年一日のお寒い判例です。いい加減、人間工学を専攻している人間からクレームが付かないものなんですかね。