ホリエモンの総選挙出馬が決まってしまっては、なかなかライブドア関係の記事も書きにくい部分があるんですけどね。
○ライブドア系宿泊サイトの加盟急増 楽天の値上げ追い風
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0507/25/news060.html
で、楽天トラベルも慌ててこんな対応をしています。
○楽天トラベル、一定期間手数料値下げ 顧客離れ食い止め
○宿泊予約サイトの競争激化へ ライブドア系が楽天に“無料で”対抗
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0506/28/news072.html
そして、これが功を奏したのか、楽天トラベルサイドはかなりガタガタに崩れたようです。
○楽天トラベル手数料上げ、宿泊施設５割超契約更新見送り
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20050721AT1D2008H20072005.html
……というのが、これまでの流れです。単にニュースソースを溜め込むだけだと、後でどう記事にすればいいものやら、なかなか困るものですね。
私は、旅の窓口時代からＪＡＬ経由での利用が多かった為、今でも比較的楽天トラベルを多く利用する方ですが、創価学会との絡みもあって、余り楽天に対していいイメージを持っていない為、最近は楽天トラベルの利用を控え気味です。一方、ベストリザーブについては「日経ＢＰにぶら下がって何かキャンペーンをやっている」程度の認識しかありませんでしたが、実はライブドア傘下になっていたという事を知り、若干の興味を持つようになりました。まぁ、ＪＡＬのオンラインホテル予約に参加してくれない限り、私が利用する事は先ずないとは思いますけどね。
○JAL国内線 - 国内ホテル予約
http://www.jal.co.jp/hotel/index_dom.html
それにしても、手数料値上げのニュースと前後して、タイミング良く（悪く？）個人情報流出事件なんか起こしてしまい、挙げ句の果てにはこれもんです。
○【続報2】楽天、全店舗をカード決済代行サービスに強制加入へ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NC/NEWS/20050801/165648/
まぁ、個人情報保護を建前とした新たなみかじめ料の徴収って所でしょうかね。大体が、最も信用できないのは加盟店よりも楽天自身だというのに、わざわざその楽天本体さえピンポイント爆撃すれば個人情報全回収出来るようにするというのですから、実にトホホな話です。しかも、「加盟店なんか狙わなくてもウチだけ狙えばＯＫですよ」などとわざわざアナウンスしてくれているんですから、三木谷浩史も人がいいというか、或いは三木谷もグルなのか。私には後者のような気がしますけどね。
今のところ、楽天トラベル経由での予約は現地払いというのがルールになっていますが、下手すると楽天トラベルも「R-Card Plus」経由での決済になるかも知れません。こうなってくると、楽天トラベル加盟店は予約システムの利用手数料に加えて決済システムの利用手数料まで支払わなければなりません。そりゃあ、加盟店からの反発も食らう罠。
新しい方式では、決済代行の手数料を加盟店が楽天に支払う必要がある。この点に関して三木谷社長は「今まで決済処理にかかっていた人件費を軽減できる分、手数料コストを吸収しやすいのではないか」と、加盟店からの支持獲得に自信を示した。
えーっと、自信と過信とは異なるって事で。
それにしても、滑稽なのはフジサンケイビジネスアイの欣喜雀躍ぶりです。
○ライブドア系予約サイト 加盟施設４０００軒に急増
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200507270006a.nwc
なるほど、これがホリエモン言うところのシナジー効果って奴ですね。ちょっとはそのショボい加盟施設数を楽天トラベルと比べてみろってんです。
