五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

伊丹空港のウォシュレット

 今朝は、昨日食べる予定だった鯖鮨をサクララウンジに持ち込んで食べたのですが、これが当たってしまったのか、河和VORTAC上空付近で腹痛を催し、LIGHTからLIGHT+程度のタービュランスの中、トイレで唸っていました。一応、OHDAI付近では自席に戻ったのですが、RJOO ILS Runway32Lをインターセプトする頃にはまたも腹痛がぶり返し、着陸までずっとそれが続きました。ベルトサイン消灯やドアオープンがこんなにも待ち遠しい着陸は初めてです。
 ここで、機内のトイレを利用するか、或いはターミナルビルのトイレを利用するか、少し思案しました。しかし、折り返しの機内清掃などを考えれば、いつまでも機内に居座っているよりは、とっとと航空機の外に出てしまった方がいいですから、私は伊丹空港のトイレに期待する事にしました。私が5分間トイレに居座っていれば、折り返しの準備開始も5分遅れるになりますからね。
 さて、JALが利用する伊丹空港北ターミナルビルは、関空開港以前から供用している国内線ターミナルビルそのままですから、ターミナルビルのそこかしこに古さが見受けられます。看板や標識はさる事ながら、内装やエスカレーターなども昭和テイスト丸出しで、果たして洋式トイレがあるのかどうか、非常に不安になりました。そして、仮に洋式トイレがあったとしても、ウォシュレットである事はとても期待できそうにありませんでした。
 2階男子トイレの個室が満室だったのを見て、1階バゲージクレーム付近のトイレに駆け込んでみると、個室が見事に空室でした。そして、便器を確認してみると、何とこれがウォシュレットでした。トイレの内装や小便器は如何にも古く、旅客の心証を改善する為にも即刻リフォームすべき状態なのですが、最も予算を優先すべき洋式トイレのウォシュレットがきちんと整備されていた事につき、私は伊丹空港に少なからぬ好感を覚えました。
 何処かの羽田空港は、ウォシュレットをラウンジ内のトイレにのみ導入し、一般利用者のトイレには頑なにウォシュレットの導入を拒否しています。聞く所によると、羽田空港だけでなく中部空港も同じスタンスだという事なのですが、私は一般トイレにも即刻ウォシュレットを整備すべきだと考えています。曲がりなりにも日本の空の玄関口であるこれらの空港において、トイレがろくにウォシュレット化されていないというのでは、凡そ世界の笑いものでしょう。