五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

民主党新代表に前原誠司氏

 ホテルで見たNHKニュース7で知りました。

○ニュースソースは

帰宅してから見付けます

 結局、民主党は世代のデグレードよりも知名度デグレードを選んだという事ですね。まぁ、どうせマスゴミの関心は民主党の代表よりもポスト小泉を睨んだ自民党の派遣争いにありますし、この調子では民主党に再起の目はありません。菅直人を代表に担いで一気に民主党を空中分解させるよりは、前原誠司を代表に担いで縮小均衡路線を直走る方が、議員にとっては時間が稼げる分ありがたいかも知れませんね。
 しかし、今回の民主党代表選は、

 という僅差での決定でした。先の衆議院選挙で64議席減という大惨敗を喫してもなお、「得票率なら自公と互角だった」などと有権者からの退場勧告を直視しようとしない民主党残党支持者は、たったの2票差という今回の結果についても、「菅直人の支持率も高かったんだから、代表に準じる権限を与えるべきだ」と言い出すんでしょうね。それとも、「菅直人は若手に道を譲るべきだ」などとダブスタを炸裂させるのでしょうか。何れにしても、代表決定後のゴタゴタで、民主党支持者は否応なしに民主党政権担当能力のなさを思い知らされる事でしょう。
 今の民主党には様々な問題がありますが、その中でも最大の問題は、政党としての政治的スタンスが定まっていないという事です。「ネクス防衛庁長官」の前原誠司氏が代表になる事によって、少しは民主党の政治的スタンスが明確になってくるのかも知れませんが、それは同時に「民主党左派(?)」の分裂を加速させる事にもなります。有権者にとっては、政党の政治的スタンスがハッキリする分、選挙権の公使をし易くなるのですが、これで民主党はますます政権交代から遠ざかる事になるでしょうね。まぁ、現在の日本においては、それを喜ぶ有権者の方が多いのですが。