五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

後乗り先降りの法則

 はいそこ、So-net blog時代のネタの使い回しとか言わないの( ´゜д゜`)



 一昔前に、「マーフィーの法則」なんてものが流行りました。
マーフィーの法則

マーフィーの法則

 いや、そーぢゃなくって(つ´∀`)つ
 これは、オフィスビルによくあるエレベーターにも存在します。それが、「後乗り先降りの法則」なのです。第一発見者は私です。多分。
 これがどういう法則なのかというと、至極単純です。
 エレベーターに後から乗ってきた人間は、最初にエレベーターを降りる。
 以上、終わり。
 ……えっ、だめ? あそ。

 例えば、16階にあるオフィスに行こうと1階でエレベーターに乗って、「閉」ボタンを押したとします。すると、ドアが閉まりかけの所に、外から走ってくる輩がいたもので、仕方なく「開」ボタンを押してその輩を乗せてあげました。走ってまでエレベーターに乗ろうとするなんて、一体何階へ行こうとしているのかと思ってみたら、何食わぬ顔で3階のボタンを押すんですね。こんな事なら待つんじゃなかった、と。
 これは、上行きと下行きとを問わず、始発階と途中階とを問わず、どのエレベーターでも共通して当て嵌まる法則です。特に、超高層ビルのエレベーターなんかだと、「駆け込み乗車」する奴は大抵途中の乗り換え階で降りていきます。余程背後から蹴っ飛ばしてやろうかとも思うのですが、一応自制しています。その代わり、普段は容赦なく「閉」ボタンを押すように心懸けていますけどね。
 この法則、単なるオフィスの笑い話に留まるのではなく、実は空港アクセスと競争力を考える上で、かなり重要な話になります。どういう事かというと、全所要時間に占める実搭乗時間が短くなればなるほど、アクセス時間や待ち時間の受忍限度が短くなるという事です。40階や50階へ行こうというのなら、1台や2台は待とうという気にもなりますが、隣の階へ行くくらいでわざわざエレベーターなんか待っていられるかって話ですね。或いは、欧米へ行くんなら成田でもいいけど、国内へ行くのにわざわざ千葉島のド田舎なんか行ってられるかって話です。
 こう考えれば、国内線空港としての成田や関空に何が欠けているのかは一目瞭然であり、両空港とも根本的なアクセス改善が必要である事は言うまでもありません。まぁ、成田は兎も角、関空について言えばハードだけは揃っているんですから、あとは便数の確保や運賃の値下げですね。年間90億円もあれば、かなりの施策を展開できるんですが。要は、伊丹空港ブサヨク(+BK)に騒音対策費なんか払うゼニがあるんなら、そのゼニで関空アクセスを改善しろって事です。