五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

耐震強度偽造で京王プレッソイン茅場町が休業

 最後に、どうでもいいバカニュースを。

○都内のホテルが休業、耐震強度偽造で安全確保優先

http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20051118AS1G1800Q18112005.html

 m9(^Д^)プギャー
 取り敢えず、車内広告を書いているやくみつるに漫画化でも希望しときますか。
 まぁ、安普請で後々へべれけになるというのは、京王のお家芸ですからね。笹塚=調布の複々線化を謳って特特法*1の申請をしておきながら、結局やったのは各停の10両対応だけという素晴らしい見掛け倒しで、明大前の混雑やそれに伴う慢性的な遅延が放置プレイとなっています。これで「輸送力増強完成」などとほざいているんですから、小田急や東急から見れば噴飯ものですね。やくみつるに払う金があるんなら少しは明大前の改良でもしろって話です。
 因みに、この見掛け倒しには続きがあって、調布のボトルネックをどうしても解消できず、結局は地下立体化でまたまた大規模な工事を始めています。こんなの、本来は特特法で済ませておくべき案件なんですけどね。っていうか、未だに調布以遠の路線分岐が全て平面交差っていうのが、如何にも「京王電気軌道」上がりって感じですね。この点、新百合ヶ丘も相模大野も開業当初から立体交差という小田急には、ある程度先見の明*2があります。それでも未だに下北沢のボトルネックが解消されないのは、偏に某釘など世田谷に蔓延るプロ市民の所為なんですけどね。

○もぐれ小田急

http://www.bekkoame.ne.jp/~fk1125/index.html

 アンタ達、いい加減に小田急沿線住民も敵に回してるって事に気付いた方がいいよ。特に、町田・相模原市民の恨み辛みは相当なもんだって。



 でも、この「もぐれ小田急線」、実は京王の壮大な工作だとしたら吃驚ですね。

  1. 世田谷区のプロ市民を利用して、小田急の輸送力増強を妨害。
  2. その一方で、世田谷区内の輸送力増強をお座なりに、京王相模原線をとっとと橋本まで延伸。
  3. 小田急の混雑に厭気が差した乗客が、続々と京王相模原線に逸走。

 ……って可能性も、あり得ないとは言い切れません。しかし、乗客を集めた結果、却って調布の平面交差や明大前の混雑などで京王の手抜き輸送力増強がクローズアップされる事になってしまいました。ウナギを頼んだら、アナゴどころかドジョウやオタマジャクシが出てくる。それが、京王クオリティ。



2005-12-01 追記】
 京王プレッソイン茅場町の問題と京王本体の体質とを絡めた記事で、こんなものを発見しました。

○鉄路的部落: 耐震強度偽造事件で注目の京王プレッソイン

http://btrainj.cocolog-nifty.com/hasirundesu/2005/11/post_c5d2.html

 確かに、営利企業としての京王は、他社の手本とすべき部分がありますが、公共交通機関としての京王は、些かその資質に難があるのではないでしょうか。鉄道事業の寡占性を考えれば、「儲かりゃいい」という理論だけが罷り通るものではありません。
 「京王電鉄」の本業はあくまでも鉄道なんですから、そこをお座なりにするようでは、何れ会社経営が傾く事になります。まぁ、そういう時に鉄道事業をさっさと切り捨てる節操のなさがあれば、別にどうって事はないんでしょうけどね。でも、それってJR倒壊を通り過ぎて紀州鉄道(以下略)。

*1:特定都市鉄道整備促進特別措置法の略称です。要するに、輸送力増強の投資費用を運賃に上乗せできるって話です。詳しくは、面倒臭いのでぐぐって下さい。何か見付かるはずです。

*2:とは言っても、相模大野駅大改修の時に、相模大野折り返しが多い江ノ島線を内側に持ってこなかったのは問題ですけどね……と言おうと思ったら、快速急行の登場で小田原線の相模大野止まりが出てきちゃいました。見事、結果オーライ。