五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

キーワードで小田急高架化訴訟を探ってみました

 ええ、手抜き企画ですよ(;´Д`)
 ご存知の通り、はてなダイアリーにはキーワードという独特の機能があります。今回のようなニュースがあった時に、果たしてはてなダイアリー市民がどんな事を書いているのかを調べるのに、このキーワード機能は非常に便利だったりします。
 取り敢えず、今回のキーワード検索で引っ掛かった日記の内、私が読むに値すると思ったのは、以下の記事です。

○Morality and Justice - 小田急高架訴訟

○【情トラ】附゛録゛ - 小田急高架化訴訟

自治体法務の備忘録 - [判決]小田急高架化訴訟最高裁判決

finalventの日記 - 日経社説 行政訴訟の門戸を広げた最高裁判決

○渉外弁護士への道 - 沿線住民にも訴えの資格 小田急訴訟で最高裁

○志水伸輔の宅建行政書士つれづれぐさ - 久しぶりに良かったなあと

○てきとうにかきちらし - [時事] 小田急高架訴訟原告適格

○なかじぃ。の一人ゴト - 思いやり

パタヤビーチ別館 - 小田急高架化訴訟、最高裁が地権者以外も原告適格認める(日経新聞

http://d.hatena.ne.jp/patayabeach/20051207/p1

 上から物を言うような態度でこんな事を言うのも難ですが、上記は順不同です(;´∀`)



 で、これらを見た感想なんですが、やっぱり普段小田急に乗っているか否かで温度差がかなりあるなぁって事ですね。特に、新百合ヶ丘以遠から利用しているような人であれば、半ば「ふざけるな!」と小梅太夫状態だったりするのですが、たったの40人の所為で複々線化が16年も遅れている*1と知れば、誰しもそういう気持ちになる事でしょう。
 因みに、当初計画が覆って地下化となった東北沢=梅ヶ丘ですが、この区間については、セタバンの暗躍とは別に、高架化にするか地下化にするかは微妙な問題がありました。というのも、この区間を高架化するとなると、下北沢駅付近で京王井の頭線をオーバークロスする為に高々架とする必要があり、建設用地の確保や構築物の巨大化が問題になります。複々線分の高々架となると、ドンガラ代だけでもバカになりませんから、成城学園前駅付近と同様、「ピンポイントでの地下化」という選択肢も、十分評価に値するでしょう。小田急にとっても東京都にとっても、重要なのは「高架化」という見栄ではなく、「連続立体複々線化」という実利なのです。

*1:当初予定では、昭和69年度(1994年度)に喜多見=和泉多摩川複々線化が完成し、昭和72年度(1997年度)には東北沢=喜多見も複々線化が完成する予定でした。それが、現在では東北沢=梅ヶ丘の複々線化が2013年度の完成とか言われているんですから、小田急利用者にとっては気の遠くなるような話でしょう。