一方で、酒税改革においてはこの為体です。
○酒税4区分化 自民税調、税率一本化先送り 微調整、複数案を検討
http://www.sankei.co.jp/news/051209/morning/09kei001.htm
順番が逆やろがぁ!(ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻━┻
道路特定財源の一般財源化を強行するんなら、「発泡酒」だの「第三のビール」といった脱法酒への正当な課税も強行すべきです。少なくとも、自動車税やガソリン税の暫定税率分に相当する程度の租税収入は見込めるはずであり、アルコールの有害無益性から考えても、明らかに道路特定財源よりも優先して税制改革を行うべきでした。要するに、小泉純一郎にとっては、ドライバーなんかはクズ以下の存在であっても、アル中にはとても足を向けて寝られないって事なんでしょうね。アル中以下の扱いをされる事について、私はドライバーの1人として怒りを覚えずにはいられません。
なお、今回のニュースには日経のソースもありましたが、ここでは除外しました。何故かというと、記事中の文言に大きな問題があるからです。
○酒類を4分類に集約・自民税調、税率格差縮小へ調整
○「節税酒」に高税率・自民税調、中長期的に検討
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20051208AT1E0800208122005.html
はい、賢明な読者諸氏なら一目瞭然ですね。悪徳ビール会社の企てている事は、「節税」ではなく「脱法行為」です。もっと言うならば、「発泡酒」や「第三のビール」といった脱法酒は、その精神において脱法ドラッグと何等変わらないのであり、本来は増税などといった生温い対策ではなく、脱法ドラッグと同様に存在そのものを厳しく取り締まるべきなのです。
既存商品については製造業者に与える影響が大きいため、税率変動は微調整にとどめる方向だ。
さーて、税調の面々はその「製造業者」からどれだけ袖の下をもらってるんですかね。