五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

勇気と無謀とを履き違えたバカ

 今日は余り体力がないので、ニュース1本だけにします。

○事故車逃走阻止の会社員、2台にはねられ死亡

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051218i515.htm

 東京都世田谷区のドラえもんさん、コメントをどうぞ。

 ばかだねえ。
 じつにばかだね。

 私のコメントも上に同じって事で(つ´∀`)つ



 この松本伸一という男、何処がバカなのかというと、「トラックと接触事故を起こして逃げようとした乗用車の前に立ちはだかれば止まってくれる」と思い込んでいたところです。冷静に考えれば、当て逃げしようとしている車が人間の制止如きで止まるはずもないんですが、それを冷静に考えられないのがバカというものなのでしょう。本人は勇気を振り絞った心算なんでしょうが、傍から見れば単なる無謀行為でしかありません。
 もし、高橋清水の当て逃げを咎め、何としてもケジメを付けさせたかったというのであれば、松本伸一の取るべき行動は、アクセル全開で突っ込んでくる車の前に立ちはだかる事ではありません。そんな無謀行為に出る暇があるのなら、メモ帳なり携帯電話なりを取り出して、逃走する高橋清水のナンバープレートをメモすべきです。車種と一連指定番号*1とだけでも分かれば、大抵の場合は自動車を特定する事が出来ます。このナンバーで検問を掛ければ、無計画な素人の逃走など、あっという間に御用となる事でしょう。
 結局、松本伸一のやった事は、単なる当て逃げ犯だった高橋清水に轢き逃げも上乗せし、おまけに名前の報道されていない豊明市の会社員51歳に業務上過失致死という前科を擦り付ける事でしかなかったのです。「お気の毒」かも知れませんが、これで豊明市の会社員51歳の人生も終わりでしょう。高橋清水と仲良く、一生「殺人者」としての罪責を負って生きる事になるのです。まぁ、耶蘇教徒に言わせれば、障碍者ですら「神に挑戦されし者」なんだそうですから、これも「神からの挑戦」として受けて立つしかないんでしょうね。恨み言があるなら、勇気と無謀との区別が付かなかった松本伸一とかいうバカに言う事ですね。

*1:ナンバープレートの下4桁に相当する数字です。大きく目立つように刻字されていますから、この数字だけを覚えている人もいる事でしょう。