五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

カードの使えない街・黒川温泉

 今回、黒川温泉では何も土産物を購入しませんでした。気に入ったものは幾つかあったのですが、レジ回りを見渡して、結局は冷やかし客のように店を後にするのでした。そこに、クレジットカード決済用の端末がなかったからです。
 私は、土産物の購入を基本的にカードで決済しています。マイルを貯めるという目的もありますが、それ以上に「わざわざ小銭を出すのが面倒臭い」というのが大です。通常の土産物は、本体価格に何の捻りもなく消費税だけを上乗せしていますから、購入金額が525円だの735円だのといった端数になりがちです。これで、家族の分だの職場の分だのと買い足していけば、気が付くと財布の中は小銭だらけです。
 その点、カード決済であれば、どんなに購入してもキャッシュレスですし、後からインターネットで購入履歴を参照する事も出来ます。国内主要空港にあるBLUE SKYなら、JALカード会員は購入代金が1割引になるおまけもあります。地場産の直売品でもなければ、わざわざ市中の土産物屋で現金買いをするメリットなんかないのです。
 どうせ、主要な観光地の土産物屋は系列化されているんですし、レジ業務の効率化の為にも、クレジットカードや電子マネーの導入は、今後どんどん促進していくべきでしょう。或いは、街興しの一環として、「クレジットカードの使える街」「電子マネーの使える街」をアピールするのもいいかも知れません。今後、おサイフケータイが普及していくであろう事を考えれば、旅館・飲食店・土産物店のキャッシュレス化も、観光地の差別化には大いに役立つ事でしょう。