五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

PCG-C1Sの限界

 本日の結論。やっぱり、今更Windows98を仕事用に使うなって事なんですね。社内ドメインに繋ぐのに苦労しましたよ、ええ(;´Д`)
 そう考えると、何だかんだでドメインIPアドレスも簡単に変更できるNT系OSってのは優れものなんですね。しかも、ブロードバンドが普及して以来、クライアントがIPアドレスDNSを意識しなくても、LANさえ設定すればルーターが勝手にインターネットへ繋げてくれますからね。プロバイダーから送られてきた書類を見ながらシコシコとダイヤルアップモデムの設定をしていた時代を知っている人間にとっては、ある種の隔世の感があります。
 しかし、冷静に考えてみると、ネットワーク設定が簡単になっている分、ユーザーのスキルは確実に落ちているのであって、これを手放しに喜ぶべきかとなると、システム屋としては少し冷静になるべきでしょう。幾らネットワーク設定が簡単になったからといって、その設定に必要な知識までもが不要になるという事ではありません。利用者のオツムまでイージーになってしまえば、対処できるトラブルにも対処できなくなるというものです。こういうイージーさがハイテク犯罪蔓延の温床になっている事は、言うまでもありません。
 取り敢えず、曲がりなりにも「システムエンジニア」を名乗ろうとするのであれば、最低限ネットワーク設定くらいは自力で出来るようになって欲しいものですね。私は、久し振りだったので時間こそ掛かりましたが、何とかWindows98でもドメインに参加させる事が出来ました。しかし、最近の新人と来たら、ものの30秒であっさりと他人に助けを求めてきます。こういう向上心のない連中は、一刻も早くIT業界から退場すべきです。じゃないと、IT業界全体の信用が悪くなりますからね……って、既に墜ちる所まで信用は墜ちていますがorz