五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

孤軍奮闘

 昨日は、新北九州空港関係のブログやSNSにコメントを付ける一日でした。傍から見ていれば新北九州空港ネガティブキャンペーンにしか見えない事でしょうが、私は単に新北九州空港の実態を流布しているだけです。学生時代から新北九州空港を追ってきた私にとっては、剰りにも新北九州空港の実態について無理解である輿論がとても看過できないのです。
 今の私の気分は、さながら宮澤賢治か山本宣治かといった感じです。スターフライヤーはあっさりと雨に負けてしまいましたが、私は「雨ニモマケズ」の精神で本当の新北九州空港の姿を広めたいと思っています。その代わり、山本宣治と異なり、私には大衆の支持はありませんけどね。
 しかし、よく考えてみると、私が新北九州空港に対して自信を持って反対論を述べられるのは、何年にも渡ってその事実関係を追っているからです。もし、私が新北九州空港に対して何等興味関心を持っていなければ、或いは輿論に追随して的外れな批判或いは賛美を繰り広げていたかも知れません。そして、この事は新北九州空港に限った話ではなく、どんな公共事業(或いはそれ以外)についても言えるのです。私が興味関心を持っていない公共事業については、私もまた無責任な批判者になり得るのです。
 逆に言えば、あらゆる事業主体者には、そうした無責任な輿論を正しく導くだけの説明責任が求められるのです。特に、公共事業の主体者においては、その事業費が税金から支出される限り、その出捐者たる地域住民に対して、予備知識がなくても十分正しい判断が出来るだけの根拠を提示する責任があります。この事は、事業を推進しようとする者のみではなく、事業に反対しようとする者にも同様に求められます。その限りにおいて、やはり私は新北九州空港についての説明責任を果たせていなかったのでしょうね。反省する事頻りです。