五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

スターフライヤーの搭乗者数が10万人を突破

 一応、このニュースは置いときますね(つ´∀`)つ

○新規参入のスターフライヤー、搭乗者10万人突破

http://www.asahi.com/national/update/0506/SEB200605060004.html

 はいはい予定調和(AAry
 まぁ、こういうキリ番の常として、絶対にヲタがキリ番を踏む事はないというものがありますが、今回も見事にそれが践まれた形です。確かに、私のような人間が報道に乗っかっちゃえば総白けムードになってしまいますから、ある程度の「操作」をしてでもキリ番ゲットが「絵になる」旅客を選ぶ必要があるのでしょう。それで、12歳の松尾春華さんに白羽の矢が立ってしまったんでしょうね。このセレモニーが実施されたのはSFJ092便出発前の北九州空港ですから、時刻にすると23時過ぎという事になります。親としては色々思惑もあるのでしょうが、何の因果で乗りたくもないスタフラ深夜便に乗せられ、剰え花束の受け取り&営業スマイルまでしなければならないのかと、松尾春華さんにとっては「どうでもいいから早く寝させてくれ」といった心境だった事でしょうね。
 因みに、上記3記事をまとめ読みすると、西日本新聞朝日新聞は3月の搭乗率と4月の搭乗率とを別記していたのですが、何故か読売新聞だけは3月・4月通しのロードファクターのみを掲載していました。しかも、これで「目標搭乗率の60%はほぼ達成」などといううのですから、凡そスターフライヤーの実情とは懸け離れた報道になっています。要するに、新北九州空港の失敗を糊塗する為なら何でもやるって事なんですかね。
 一方で、朝日新聞に掲載されている堀高明社長のコメントにも大いに疑問符が付きます。

「(10万人達成の時期は)予想していた通り。4〜6月は最初から苦戦すると思っていたので、連休にこれだけ来てもらって良かった」

 5月・6月も苦戦するだなんて一言も言ってねえだろ( ´゚д゚`)
 堀高明社長が苦戦すると予想していたのは、あくまでも4月のロードファクターです。5月・6月については、ロードファクターの見通しなど全然述べていませんし、逆に言えば何も言っていないからこそ何とでも言えるという要素はあります。しかし、今から「苦戦する」と諦めているようでは、5月以降もスターフライヤーの搭乗率は低空飛行が確実ですね。折角JALが早々に東京羽田=北九州線を減便するという有利な条件が発生している最中にこれでは、今後も体質改善は見破れないでしょうね。