いつものキーワード巡回ではてなRSSをチェックしていたら、こんなブログを見付けました。
○ちょ家の平凡な日常 | お出かけ〜
http://chox2-island.jugem.jp/?eid=102
要するに、新北九州空港へ見学に行ったら警備員のオッサンに駐車拒否されたという事ですね。開港直後には「交通渋滞緩和のため、しばらくの間、見学はお控えください」などとほざいていたターミナルビル会社ですが、当時の体質は半年以上経った現在でも健在のようです。
そんなお役所仕事の中でも特に酷かったのは、この行でしょう。
チケット持ってる方は声をかけて見せてくださいって言ってるけど満車で何時間掛かるか分からないって言ってたのに？
帰る時に空港の入り口前を通って駐車場みると、警備のおっちゃんが入れないだけで空いてる！？
はっは〜ん！飛行機のチケット持ってる人しか駐車場に入れないのね(--#)
半年前と同様、物見遊山は門前払いってな事なんでしょうが、見学需要が落ち着いて来た現在でもこの姿勢を貫いている辺り、ターミナルビル会社のオッペケペーぶりが見て取れます。この調子で駐車場利用を航空機利用客に限定していれば、門前払いが原因で門前雀羅なんていうシャレにならないオチが待っている事でしょう。
因みに、ちょママさんが福岡空港の駐車場を引き合いに出していたので、両空港の駐車場規模を比較してみました。
○駐車場のご案内 - 新北九州空港ホームページ
http://www.kitakyu-air.jp/access/parking.html
これを見てみると……
- 福岡空港：1,835台
- 国内線駐車場：938台
- P1：143台
- P2：319台
- P3：476台
- 国際線駐車場：897台
- 国内線駐車場：938台
- 北九州空港：約1,764台
- 普通車：約1,750台
- 大型車：4台
- 自動二輪車：約10台
福岡空港の場合、地下鉄利用者や高速バス利用者、或いは周辺の民間駐車場利用者も相当数いるものと思われますが、福岡空港の乗降客数が北九州空港の15倍以上いる事を考えれば、どう考えても余裕がないのは福岡空港の方でしょう。それなのに、福岡空港でも実施していない入場制限を北九州空港で実施しているというのは、何かのギャグなんでしょうね、多分。
以前にも書きましたが、非航空客の利用による駐車場の混雑を危惧するのであれば、対岸に臨時駐車場を確保してのシャトルバス運行で事足ります。どうせ、空港周辺には土地が大量に余っているんですし、新北九州空港の非航空収入を伸ばしたいのであれば、こうした見学客は大いに呼び込むべき所です。或いは、企業立地の見込みがない空港島内の土地を臨時駐車場に転用するという方法もあります。こうした増収策を実行に移せない辺りが、「新空港ごっこ」の限界なんでしょうね。
最後に、ちょママさんに一言ツッコミ。
本当に他の交通機関ないんだから駐車場は沢山ないと、不便だからって利用客がドンドン減ると思うよ〜
既に減り始めています⊂⌒~⊃｡Д｡)⊃
