五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

啓徳再開発が進行中

 香港国際空港が移転開業して、もう8年になるんですね。

○旧香港空港跡地を再開発 08年にも高層ビルや都市鉄道建設

http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200611070035a.nwc

 今から思うに、啓徳空港の滑走路長って3,400mしかなかったんですね。米国東海岸への直行便や長距離貨物便などの事を考えれば、3,800mの滑走路を求めてチェク・ラプ・コック島*1に新空港を建設したのも納得です。
 何はともあれ、都心部から0kmという絶好の立地に広大な空間が生まれたのですから、これを再開発しない手はないでしょう。既に、日本から物流も金流も奪い取りつつある香港の事ですから、真っ当な投資をすれば必ずそれ以上のリターンを得られます。香港当局がどれだけ啓徳という土地を行かせるか、お手並み拝見と行きましょう。



 それにしても、啓徳って何処かの市街地空港と姿がダブりますね。

  1. 市街地のど真ん中にある
  2. 近傍に24時間運用の代替空港が完成した
  3. 空港の制限表面が市街地の発展を妨げている

 伊丹じゃねえかヽ(`Д´)ノ ウワァァン
 あと1年もしない内に関空2期工事が暫定完了し、関空の発着枠は大幅に拡大します。神戸空港も存在する事を考えれば、来年の関空B滑走路供用開始と同時に、伊丹空港の存続問題は否応なく議論に上る事でしょう。この時、もしも伊丹廃港・跡地再開発となったら、啓徳再開発は格好の前例となります。少しでも跡地を有効に活用すべく、日本の財務省国土交通省も、今から香港の先行事例を具に見習うべきです。

*1:漢字で書こうとすると、見事に文字化けしますorz