全日空とのコードシェアに続いて、またもスターフライヤー絡みの大ニュースです。
○スターフライヤー、羽田―関空線参入方針 9月以降メドに
http://symy.jp/?h1l0(ウェブ魚拓+ウェブ精米)
○スターフライヤー、羽田〜関空線新設へ
http://symy.jp/?5s.b(ウェブ魚拓+ウェブ精米)
まぁ、羽田=関空線の開設自体は3月に朝日新聞がチョロッと漏らしていたのですが、その朝日新聞は今回の報道で実にシュートな書き方をしています。
スター社は実質初年度になる06年度の搭乗率が低迷し、約20億円の経常赤字を見込む。収益改善に向け北九州線の増便を検討したが、搭乗率の伸びは見込めないと判断。会社の知名度を高める思惑もあり、関西線参入を決めた。
スタフラ頭打ち宣告m9(^Д^)プギャーッ
一方、読売新聞の記事も、実にシュートなネタを提供してくれています。
- 今年度の目標搭乗率
- 北九州線:69%
- 関空線:65%
- 羽田発着枠の見通しが立たないので5号機の導入を来年度以降に延期
- 今年度の業績目標
- 収入:158億円
- 利益:マイナス数億円
創業から3年間で約50億円の赤字m9(^Д^)プギャーッ
資本金がたかだか55億円しかない会社で、3年間でこれだけの大赤字を出せば、流石に出資者も黙ってはいない事でしょう。しかも、これはスターフライヤーの関空線や北九州線(の自社販売分)が目標通りの業績を上げた時の話であり、2路線とも尻窄みなんて事になれば、いよいよ全日空によるスターフライヤーの本格的な乗っ取りが始まりそうです。あとは、スターフライヤーが消滅する前にどれだけ福岡県や北九州市から補助金を掠め取れるかが見所なんでしょうね。