五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

送風

 今日は、昨夜の雷雨の影響もあってか、かなり涼しい一日でした。実際、市役所庁舎も今日は冷房ではなく送風での運用で、執務時間中も窓が開放されていました。時折窓から吹き抜ける涼風に、秋の気配を感じてしまいます。
 しかし、既に秋が始まろうというこの段階になって……
 夏休みを1日も取れていません。・゚・(ノД`)・゚・。
 夏休みだけならまだしも、休日当番の振替休暇すら全然目処が立たない状態で、このまま行くと9月に未消化の休暇が6日分も残ってしまう計算になります。
 IT土方だった頃は、こんなに休暇があれば真っ先に強行取得を考える所ですが、各人の職務分掌が明確化されている公務員においては、長期休暇で仕事に穴を空ける訳にも行きません。特に、私の分掌業務は担当者が他に誰もいませんから、私の休暇=業務停止という人間ブラックボックス状態です。外資系企業であれば、真っ先に不正行為を疑われる対象となる事でしょう。

外資が休暇を大切にする3つの理由 | | traceroute 8008 | あすなろBLOG

http://blog.pasonatech.co.jp/t_suzuki/6518.html

 勿論、入庁後半年も経たないペーペーの私では、不正をしようにも抑も決裁権がありませんから、上司にしても先輩職員にしても、私の不正行為なんかは疑っていないでしょう。しかし、不正行為云々とは別に、夏休みの取得は常に上司から勧奨されっぱなしです。その真の理由は、上記ブログにある「家庭を大切にする」という事でも「マネージメントの評価が下がる」という事でもなく、夏季休暇の取得率が低いと、制度そのものが縮小・廃止に追い込まれるからです。労働者の権利を制限する事が大好きな日本の風習においては、こうした特別休暇なんてものは真っ先に見直しの対象として狙われやすく、特に公務員においては「夏季休暇廃止!」という一言だけで市民から大喝采を受ける事請け合いです。まぁ、これは市民の税金でメシを食っている市職員の宿命なのでしょうが。
 念の為お断りしておきますが、私が夏休みを取得していないのは、別に不正行為を働いているなどという事ではなく、単に休暇取得のタイミングがないだけです。毎月、五月雨式で仕事がやってくる私の分掌業務では、1日でも休んでしまえば仕事が大幅に溜まってしまうのです。唯でさえ周囲の足を引っ張っている状態で、個人の休暇で更に他の人の足を引っ張っては申し訳ありませんから、せめて「向こう1週間は殆ど仕事がない」という状態にしてから、心おきなく夏休みを取得したいものです。