五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

ちょい足し定期券

 最近、職場において人事課から「通勤状況の報告について」という調査が回ってきました。うちの職場では、電車通勤時の定期代は4月・10月に6ヶ月定期相当分を支給する事となっていて、初回購入時以外は原則として定期券の写しの提出を求められません。前職時代は定期券購入の度に写しを添えて通勤費を申請していた事を考えると、随分とアバウトな感じです。
 今回の調査目的は、「申請だけして実際には購入していないカラ申請」の摘発にあったものと思われます。しかし、私は逆に「申請よりも長い区間の定期券を購入していたらどうなるんだろう?」と気になってしまいました。そして、同期入庁の人事課職員に聞いてみた所、「申請区間よりも長い区間で購入している分には、通勤費支給上特段の問題はない」との事でした。要するに、定期券の「ちょい足し購入」は人事課黙認という事です。
 ここで、「実際に乗りもしない定期券を購入して何の得があるのか?」と訝る向きもあるでしょう。しかし、私にとってはこの「ちょい足し」は大きな意味があります。というのも、本来の乗車区間だけでは今のPASMOが使えなくなってしまう危険性があるからです。



 現在、私は小田急=JRと乗り継ぐ通勤経路を申請し、実際にその通りの定期券を購入しています。そして、その定期券をJALカード TOP&ClubQに紐付けたPASMOに載せ、オートチャージサービスも利用しています。当然ながら、定期券購入時は小田急側の窓口でクレジットカード決済しています。
 しかし、今秋に私の妹が結婚し、実家に残るのが私だけとなってしまうと、いよいよ両親の追い出し工作が本格化する事は火を見るよりも明らかです。勿論、私は居座れるだけ実家に居座る心算ですが、一方で万が一居座り工作が失敗した時の住所地選びも進めています。そんな時に、「JRしか使わない」「京王しか使わない」なんて事になってしまうと、手持ちのPASMOを上手く活用できなくなってしまう危険性があるのです。具体的には、こんな感じです。

JRだけの利用になった場合
定期券がSuica限定になってしまい、PASMOに定期券を載せる事が出来なくなってしまいます。また、SuicaオートチャージJALカード TOP&ClubQでやっても、JALマイルの積算対象外になってしまいます。
京王だけの利用になった場合
定期券はそのまま使えますが、京王パスポートカード以外のクレジットカードで定期券を購入する事ができません。

 という事で、引っ越した後もPASMO定期券を活用しようとするなら、小田急・東急・西武のどれかに引っ掛けた定期券を購入する必要があります。となると、今の職場から引っ掛けられる候補は、自動的に以下のどれかに限られる事になってしまいます。

 この中で最も現実味があるのは向ヶ丘遊園ですが、駅としての魅力は武蔵小杉の方が上だったりします。また、高津にしても元住吉にしても、将来的に東急が定期券のクレジットカード決済を自社カード/自社PASMO限定に改悪した場合に対応できるというメリットがあります。まぁ、実際にはPASMO如きで住所地を決めるなって事なんでしょうけどね(;´Д`)

*1:国分寺からのちょい足しだと、一橋学園にも恋ヶ窪にもそれほど駅自体の魅力はありません。国分寺でちょい足し定期券を購入するという事は即ち国分寺駅近辺に住むという事ですから、国分寺市役所に近い恋ヶ窪まで定期券で行けるようにしておけば、何かの手続きの際に役立つ事になりそうです。