はい、またもマスゴミ全員参加のJAL叩き劇場が開幕です。
○日航機、8200メートルから緊急降下 与圧装置でトラブル
○「もうだめか」乗客騒然 急減圧で緊急着陸の日航機
http://www.asahi.com/national/update/0724/OSK200507240075.html
まぁ、asahi.comの記事からこんな広告にリンクが貼られているのは、新手のギャグか何かでしょうね。
○asahi.com:JAL ネット de VISA キャンペーン2005
http://www.asahi.com/ad/clients/visa/index.html?navi
で、例によって批判の矛先はJALに集中しているのですが、抑も与圧装置が1系統ダメでも運航可能としているのはエアバスや国土交通省なのですから、JALを批判したい向きは、揃ってこちらも批判すべきでしょう。「法規上は運航可能でも道義上は欠航すべきだ」というのは、各個人の考え方次第ですから、私は敢えて口を挟みません。ただ、Sankei Webの記事にもあるように、与圧装置のトラブルは何もJALだけに限った話ではありません。セーフティデモンストレーションビデオでも酸素マスクの使い方はきちんと説明している事ですし、乗客としても急降下の際は冷静に対処すべきでしょう。酸素が薄くなっている状態でパニックになっても、酸欠でますます自分を追い込むだけです。
敢えて個人的感情を吐露するのであれば、離陸前に与圧装置の故障が判明しているのであれば、出発を中止してでも点検を行うべきだったと思います。羽田からの出発であれば、A300-600Rにはそれなりに余裕があるはずですし、何となればA300-B2/B4にタイプチェンジして運航する事も可能です。機材に余裕のない新規航空会社でもあるまいし、わざわざ故障の判明した機材を飛ばす事もないはずなんですけどね。与圧装置を修理するにも、徳島よりも羽田の方が色々と便利でしょうし。
こういう時の判断で、悪い方へ悪い方へと行ってしまうのが、最近のJALの流れのようです。まるで、私の麻雀と同じような現況ですね。おまけに、「飛んでばかり」という所まで共通しているのですから、出るのは溜め息ばかりです。JALが飛ぶのは本業ですが、私が麻雀で飛ぶのは本業ではありません……と言いたい所ですが、最近は本業になりつつありますトホホ。