またしんちゃんネタかと思ったら、仕掛け人は国土交通省でした。
○国交省、ロードプライシング・流入規制の導入を検討
http://response.jp/issue/2005/0728/article72933_1.html
まぁ、都心部における自動車の流入規制はいいんですが、それって都心を迂回する環状道路の完成が大前提ですよね。ある程度道路事情に恵まれている名古屋なら兎も角、首都高速道路中央環状線も東京外郭環状道路も完成していない東京では、ロードプライシングなんかやっても徒にドライバーの反感を買うだけです。要は、都心部から閉め出した自動車交通が何処に溢れるのか考えろって事ですよ。
第一、現在都心部に流入する自動車交通は、単なる通過交通でなければ、業務上やむを得ず流入している自動車交通です。これだけ地下鉄が発達している東京において、わざわざ都心部に自家用車で乗り入れようなどという物好きは殆どいません。そういった不要不急の自動車交通ではなく、業務上どうしても必要な自動車交通に対して課金・課税するってのは、如何なものなんでしょうかね。最終的に、これらの負担はトラックやタクシーの運転手に転嫁されるのですし。
