五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

【湯めぐりレポート】ホテル大雪

 続いて、朝陽亭の向かいにあるホテル大雪へと向かいました。

○ホテル大雪

http://www.taisetsu-g.com/16-02/ht/ht.htm

 玄関で出迎える羆の剥製が何とも昭和チックですが、それ以上に建物の内装が昭和チックで、まるで30年前にタイムスリップしたかのようです。従業員が着ている緑色の法被が、旅館の昭和テイストをなおいっそう掻き立てます。ガイアの夜明けであれば、典型的な「旧態依然の温泉旅館」として取り上げられそうな雰囲気です。
 館内通路をくるくると歩かされて、漸くエレベーターで7階の大浴場へと向かいました。ホテル大雪も、朝陽亭と同じく、高台の立地を生かした景観重視の大浴場となっていて、層雲峡の紅葉がよく見えるような配置となっています。その景観はこちら。

 大浴場からの景観は、朝陽亭よりも優れているように思います。北方と西方との両方に窓があるからなのでしょうか。何れにしても、景観といい掛け流しといい、朝陽亭よりは温泉としては上です。これで、その昭和テイストさえある程度払拭されれば、なかなかいい感じの旅館になるような気はするんですけどね。
 因みに、大浴場に併設されている露天風呂は、如何にも大浴場に張り付いているといった感じの細長さで、余りゆったりと入れたものでもありません。景観も、黒岳の方向を向いてしまっているので、この時期ともなると余りいいものではありません。