五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

スカイドリーム悟空ジェット

 さて、帰り道にビッグコミック1月25日号を立ち読みしてきたのですが、その中で「SORA! -フライト・アテンダント物語-」が凄い事になっていました。

○BIG-WEB 小学館ビッグコミック公式ホームページ

http://bigcomic.jp/

 私は、今まで様々な漫画で航空機の描写を見てきて、その緻密な描写に感銘を受ける事もあれば、お座なりな描写に呆れ返った事もあります。時には、出版社にクレームを付けた事もあります。しかし、こればかりは初めてのケースでした。
 離陸滑走中に胴体が伸びるのは。
 そりゃあ、吃驚しましたよ。何せ、スロットルレバーを押し込んだら、B777-200がB777-300に化けているんですからね。顔文字で分かり易く書くと、こんな感じです。

⊂二二二( ^ω^)二⊃
   ↓
   ↓スロットルレバー全開
   ↓
⊂二二二二二二( ^ω^)二⊃

 幾ら何でも、同じ離陸シーンの最中に機体の全長が変わってしまうのはNGでしょう。っていうか、何年航空漫画描いてるんだ引野真二は(;´Д`)

 しかも、この漫画に出てくるスカイドリーム航空は、明らかにスカイマークエアラインズがモデルになっているのですが、B777-200/300だけに飽き足りず、B747-400Dまで登場させてしまっています。JASでさえ運航できなかったB747-400Dを運航するだなんて、ひょっとしたらB737-800にダウンサイジングせざるを得ないスカイマークルサンチマンが反映されているのかも知れませんね。まぁ、幹線集中で発着枠も少ないというのであれば、B747-400DB777-300は当然の選択なんですけどね。となると、その内スカイドリームはA380も運航するって事なんでしょうか。別に、社名の通り「夢」を見るのは自由ですけどね。
 取り敢えず、JALは「悟空ジェット」の名前をスカイドリームに譲った方がよさそうです。悟空は如意棒しか伸ばせませんが、スカイドリームは航空機も伸ばせるんですからね。であれば、離陸時は「如意棒、大きくなあれ」とでも言うんでしょう。これで、お見合い席に座っている空ヲタの如意棒……いや、何でもないっす(;´Д`)