五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

ANA客室乗務員がタービュランスで骨折

 ホリエモン逮捕の報とは無関係に、ニュースを続けます。

全日空機で客室乗務員骨折/着陸直前に揺れ、転倒

http://www.shikoku-np.co.jp/news/kyodonews.aspx?id=20060123000479

 このニュースのポイントはここです。

 全日空によると、同機は着陸約5分前の22日午後1時54分ごろ、高度約900メートルで突然、縦横に大きく揺れ、機内後部のギャレー(調理室)にいた客室乗務員の女性2人が折り重なるように転倒した。

 着陸5分前にもなって、ギャレーで一体何をしていたというんでしょうかね。カートの後片付けなのか機内販売の締め処理なのかは知りませんが、何れにしても着陸5分前までにタスクを処理できていないというのは大問題でしょう。リソースマネジメントの問題なのか単なるオーバータスクなのかは不明ですが、よりによって50年前にウィンドシアーで墜落事故を起こした空港で何をしてるんだという気持ちは拭えませんね。

○事故No,19661113ja

http://www004.upp.so-net.ne.jp/civil_aviation/cadb/disaster/accident/19661113ja.htm

 或いは、着陸直前になって不用意な注文をした旅客がいたばかりに、この客室乗務員が着陸5分前になってもタスクを処理しきれず、タービュランスで骨折の憂き目にあったのかも知れません。幸い、骨折した客室乗務員の命に別状はないようですから、快復を待って後、どのような理由で着陸5分前までギャレーにいたのかを問い質すべきでしょう。その上で、明らかに乗客起因の事由だと判明したのであれば、その乗客に対して民事・刑事の両方で責任追及すべきでしょう。上級会員資格保持者であれば、その資格を剥奪する事も検討すべきです。
 ところで、何故か共同通信が配信したこのニュースには、肝心の便名が載っていません。到着時刻を見るに、この便は恐らくANA589便(HND 12:20 → MYJ 13:50)だと思われるのですが、何か便名を隠す理由でもあったのでしょうかね。別に、誰か有名人が乗っていたというのでもないでしょうに。
 因みに、この便はクラスJもどきのスーパーシートプレミアムを設置したB767-381で運航されていましたから、乗客279名という事はズバリ満員御礼です。別に、満席だから作業タスクがケツカッチンになるという事でもないんでしょうが、やはり超割の威力は絶大だという事でしょう。イールド的には大した事ありませんけどね。