ＪＴＢ新橋支店では、ＪＡＬだけでなくスカイマークの時刻表ももらってきました。別に深い理由はないのですが、「第二の創業」の顛末を少しは見ておこうかなぁという腹積もりです。一応、過去に「第二の創業」を貶しているくらいですから、ある程度の関心はあるんです。
で、実際に時刻表を眺めての感想なんですが、本当に運賃体系がスッキリしましたね。載っている運賃はといえば、
の5つくらいで、羽田＝神戸線に至っては前割7すら設定がありません。しかも、スカイバーゲンの5,000円という運賃が如何にも申し訳なさそうな感じで小さく掲載されている為、大人普通運賃の割高感が目立たないレイアウトになっています。これならば、スカイマークの時刻表を手にした人も、それほど違和感を抱く事なく大人普通運賃を購入する事でしょうね。今春においては、羽田＝福岡線・羽田＝神戸線ともにピーク期運賃の設定が撤回されているので、なおさらです。
○プレスリリース：2006年3月10〜31日ご搭乗分の普通運賃を追加値下げ
http://www.skymark.co.jp/company/press051220.html
スカイマークの「安かろう悪かろう」路線には賛否両論ありますが、あくまでも大人普通運賃を前面に押し出していこうとする宣伝戦略は、高付加価値路線を指向するスターフライヤーも大いに見習うべきでしょう。結局、スターフライヤーが運賃面で明らかにＪＡＬと差別化出来ているのは大人普通運賃のみなのですから。
