五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

ポルシェブランドの電気機関車

 今度は、海の向こうからこんなニュースを。

○出力8700PS、最高速230km/hのポルシェ

http://response.jp/issue/2006/0215/article79357_1.html

 こんな出力は当然ながらスポーツカーではなく鉄道用の機関車という事になるのですが、それにしても驚いたのはその速度性能です。

“ポルシェロコ”はドイツ鉄道の「182」型電気機関車。出力8700PS、0-200km/h加速が約20秒と、なかなかの俊足。重量貨物列車用の次世代主力機だ。

 速いよ!ヽ(`Д´)ノ
 ……と、思わず桜塚やっくんツッコミを入れたくなるくらいです。幾ら標準軌でデカいモーターを積めるとはいえ、0-200km/h加速が約20秒ってのはジェット旅客機なみの加速度ですからね。何せ、平均すれば10km/h/sという加速度ですから、阪神ジェットカーの2倍以上です。

阪神5500系

http://www.swa.gr.jp/hanshin/hs5500.html

 恐らく、10km/h/sという数字は単機でのものでしょうから、実運用ではかなり数字は低くなるものと思われます。しかし、こんな機関車が出てくるという事は、当然ながらこの加速度や最高速度に耐え得る貨車や線形が存在するという事でもあります。狭軌で線形が悪く、貨車性能もバラバラの日本においては、このポルシェロコは役不足になる事請け合いです。所詮、日本においてはスーパーレールカーゴが限界という事なんでしょうね。



 ところで、もし日本で同様の事例が発生したとなると、JR貨物がホンダやマツダEF200だのEH500だのを寄贈する事になるんですが、果たしてどんな機関車になるのか想像してみました。

  • HONDA EF2000 TYPE R(仮称)
    • 車体のあちこちにTYPE Rのロゴ。
    • 勿論、車体にあるホンダエンブレムの色は赤。
    • 3,500Aを過ぎてから本領を発揮するモーター。
    • 加速性能の割にブレーキはカス。
    • 結局、日本の鉄道にはオーバースペック。
  • Mazda RX-500 Type S

 SUBARU EF200 WRX STI spec CだのMITSUBISHI EF200 Evolution IXだのは考える気力がないので、誰かテキトーにやって下さい(;´Д`)