五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

ガチンコバトルin小田急

 今朝は、久々に会心の勝利でした。言うまでもなく、上り急行電車における町田戦争での話です。麻雀と同じで、トントン拍子の一方的な勝利よりも、刺すか刺されるかのデッドヒートを制した方が、満足感は大きいものですね。収入としてはワンサイドゲームの方が圧倒的に多いのですが(笑)。
 で、今日の勝利の何処が会心だったのかというと、「座る技術」を得度している人間相手に勝利したという事です。素人相手に勝利を収める事など、「座る技術」を心得ている人間であれば決して難しい事ではありません。しかし、1席しかない空席の発生を「分かっている」人間同士が奪い合うとなったら、これはもう様々な駆け引きが繰り広げられるのです。
 これは、武道全般においても言える事なのかも知れませんが、強者同士が対峙した場合、鞘当ての瞬間に相手のレベルが分かるものです。「座る技術」についても同じで、「分かっている」人間同士が同一のターゲットをロックオンした時は、お互いがそれを察知した時点で物凄い緊張感が走ります。今朝の私は、もう1人の「分かっている」人間の存在に気付いた瞬間、物凄い緊張感を覚えました。恐らく、それは相手の人間にとっても同じ事だったのでしょう。
 ここから町田駅到着までの具体的な駆け引きは、「企業秘密」が数多く含まれている為、割愛させて頂きます。しかし、結果的には、私の付け入る隙を与えてしまった時点で相手の負けであり、町田駅到着時に私の仕掛けが見事に決まった形となりました。とはいえ、私の勝ちも決して盤石ではなく、一瞬でも私が勝利を確信してしまえば、あっという間に形勢は逆転していた事でしょう。
 さて、通常は私の仕掛けが決まった時点で総ては終わるのですが、今日の相手はなかなか諦めが悪く、座ろうとする私の髪を掴み、因縁を付けてきました。しかし、私は一切動じる事なく、普通に席へと座り込みました。「座る技術」なんてのは、他人に恨まれてナンボのものです。因縁を付けられたくらいで怯むようであれば、最初から「座る技術」なんて獣道には踏み入らない事ですね。