五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

新北九州空港の目も当てられない搭乗率

 これも積み残しのニュースです(つ´∀`)つ

○羽田便60%下回る 開港2カ月平均搭乗率 北九州空港

北九州空港2ヶ月 東京線搭乗率 やや低下

○上海便の搭乗率36%/北九州空港

http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000605180004

 m9(^Д^)プギャー
 神戸空港のご祝儀相場が一段落したという事は既報の通りなのですが、新北九州空港は更に斜め上を行く低迷ぶりです。特に、羽田線の59.6%や上海線の36.7%なんていう数字は、到底言い訳の出来ない惨敗であるとしか言いようがありません。神戸空港の場合、まだ「幹線だけは好調」と言い逃れする事も出来るのですが、新北九州空港の場合はキラーコンテンツとなるべき羽田線や上海線がこの為体ですから、否応なしに新北九州空港そのものの事業正当性が否定される事になるでしょう。どうやら、キラーコンテンツの「キラー」とは、麻生渡や末吉興一に引導を渡すという意味だったようですね。
 で、北九州市は上海線の搭乗率を見て「初めての国際路線を失敗させれば、空港の力はこんなものかと思われる」などと寝言をほざいているのですが、そんな事はテメエらが一番よく理解しているだろって話ですね。少なくとも、良識ある公共事業ウォッチャーであれば、度重なる需要予測の下方修正で、既に新北九州空港の実力は把握済みであり、今更こんな数字が出てきても、別段驚くには値しません。まぁ、もう少しご祝儀相場が長く続いてもいいような気もするのですが、ゴールデンウィークの輸送実績を見れば、実は現状でもまだご祝儀相場の恩恵に与っていると見るべきなのかも知れません。
 取り敢えず、新北九州空港の失敗を糊塗したいのであれば、早急に以下の2つを実施すべきでしょう。

 24時間空港だの税関空港だのといった看板に固執していては、新北九州空港という本丸を無碍に落城させるだけです。ibstokyo.comコラムブログも指摘する通り、成長の為には勇気ある撤退も必要なのです。