五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

ギャラクシーエアラインズが航空運送事業許可を取得

 もう1つ、新北九州空港景気のいい話です(つ´∀`)つ

○航空運送事業許可取得について

http://www.galaxy-airlines.com/news20060901.html

 10月31日就航との事で、当初予定から2ヶ月以上遅れての就航となりました。既に新北九州空港は24時間運用となっているのですが、ギャラクシーエアラインズオッペケペーな事業計画の所為で2ヶ月分の運用コストをドブに捨てた格好になってしまいました。

北九州空港 きょうから24時間化

http://symy.jp/?nv9ウェブ魚拓+ウェブ精米)

 しかも、三本柱の一角を担うはずだった札幌線は、新千歳空港当局との調整が折り合わず、未だに就航の目途が立っていません。

○貨物専門航空ギャラクシー きょう事業許可

http://symy.jp/?vldウェブ魚拓+ウェブ精米)

 国内貨物航空の世界においては、日本ユニバーサル航空オレンジカーゴといった失敗例がありますから、ギャラクシーエアラインズがそこに枕を並べる事にならないか、今から十分な監視が必要でしょう。
 となると、ここで最も問題にすべきは、果たして首都圏=北九州において夜間航空貨物輸送の需要がどれだけ存在するかという事です。確かに、「発送の翌朝には受け取り主に到着している」というのは便利なサービスなのですが、深夜運航ともなると、キャリアにもグラハンにもそれなりの特別対応が必要になり、その分のコスト増が運賃へと反映される事になります。逆に言えば、その特急料金を払ってでも早急に荷物を送りたいという荷主でなければ、ギャラクシーエアラインズを利用する見込みはないという事なのです。
 既に、九州においては佐賀空港で夜間航空貨物輸送の前例があり、ヤマト運輸日本郵政公社はこちらのANA深夜貨物便を利用しています。ギャラクシーエアラインズが佐川急便以外の荷主を何処まで掻き集められるかが、その事業の成否を決定する事になるでしょう。まぁ、事業に失敗したらしたで、福岡県や北九州市から補助金をせびるだけだとは思いますけどね。



2006-09-02 追記】
 国土交通省からもプレスリリースが出ていました。

○航空運送事業の許可について(ギャラクシーエアラインズ(株))

http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/12/120901_.html

 まぁ、だから何だと言われても困りますけどね(;´Д`)