五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

デキる男はキャリア女を忌避する

 何だか、バブルの生き残りを見たような気がします。

白河桃子の「“キャリモテ”の時代」(第3回)
“モテ”と“キャリア”の歴史 “負け犬世代”は男に期待しすぎた

http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20060825/108657/

 まぁ、数式で書くと

白河桃子酒井順子−自虐心

 ってな感じでしょうね。「負け犬の遠吠え」は、著者の酒井順子自身がある程度の自虐(或いは自省)を以てダメ男を腐していたからこそ、男性読者でもある程度「読める」ものになっていましたが、無反省に「私達に刺激されて頑張らない男が悪い」なんて言われても、男性としては「ハァ?」としか言い返せないでしょう。
 こういう、悪い意味でアグレッシブな女性に「低方婚」を迫られた時、オタク男性の反応は恐らく以下のどちらかです。

  1. 二次元の世界に逃げる。
  2. 徹底的に負け犬女をしゃぶり尽くす。

 この事については、id:JavaBlackさんが私よりも正確に指摘している所です。

自分よりずっと稼ぎがよくて、美人で性格もよくて,家事も子育ても近所づきあいも全部任せっきりで,自分は嫁さんの稼ぎで遊びほうけて暮らすのはある意味で男の夢です.ただし,それを目指すのは人間として腐ってると思うけどね.

 でも、結婚(或いは前段階である恋愛)の本質って、お互いにないものを求める事だと思うんですけどね。こういう「低方婚」においては、それが「女性の収入」であるというだけの話でしょう。
 逆に言えば、高い教養を持ち、バリバリ仕事をこなし、人並み以上に収入を稼いでいるような「勝ち組」男性にとっては、同様にバリバリな人生を送っている「キャリモテ」な女性には何の魅力もないんですよ。何故なら、「キャリモテ」女性が持っている「魅力」とやらは、既に大部分が自力で手に入れているものなんですからね。それよりも、こういう「勝ち組」男性が欲しがるものは、「若さ」「安らぎ」「癒し」という、自分にない(或いは既に失った)ものを持つ女性なんです。その事を「キャリモテ」女性が理解できない限り、永久に幸福なんて手に入らないと思いますよ(;´Д`)
 序でに言うと、本文の趣旨に添うなら、「キャリア」ではなく「カリア」が正解ですね。

○ca・reer - goo 辞書

http://symy.jp/?N5m(ウェブ精米)

○car・ri・er - goo 辞書

http://symy.jp/?arH(ウェブ精米)

 「キャリア」と言った場合、経歴や出世ではなく、「何かを運搬している人」という意味になってしまいます。その「何か」とは得てしてSTDの事を意味しますから、要するに「キャリア」とは性感染症の罹患者という意味なんですね。なるほど、そりゃあ真っ当な男なら逃げるわ(;´Д`)