五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

ボーダフォンが回線だけでなく端末も2年縛りへ

 まぁ、ハッピーボーナスの端末版ですかね。

ボーダフォンが携帯電話販売の新たな事業モデルを9月から開始

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060831/246949/

 こういうイミフな縛りは、どちらかというとソフトバンクよりもボーダフォンの考えそうな事なのですが、パンフレットにソフトバンクの名がきちんと入っている事を考えると、ボーダフォンのボッタクリ体質はソフトバンクにも継承されるという事なんでしょうね。契約期間を長期化させてユーザーに縛りを掛けるという方法は、自身のサービスに自信のないキャリアがやる事ですからね。こんな調子では、ナンバーポータビリティが開始した途端、堰を切ったかのようにボーダフォンユーザーが他社に逸走する事でしょう。
 しかし、唯でさえボーダフォンの機種変更はサイクルが長期化する傾向にあるのに、これ以上長期化の要因を作ってどうするんですかね。ドコモやauは10ヶ月以上経てば何時機種変更しても販売価格が同じなのに、ボーダフォンは12ヶ月以上経っても更に2段階販売価格が下がるタイミングがあるというのですから、これでは3G移行が進行しなくて当然というものです。この継続期間といい販売価格のカルテルといい、ボーダフォンは機種変更に関して不評を買いまくっていたのに、ソフトバンクになって改善どころか改悪されるというんですから、ユーザーとしては堪ったものではありませんね。
 更に言うなら、ユーザーの持っている端末が古ければ古いほど、新サービスの利用率も低くなるんですが、この点についてソフトバンクがどんなサービス展開を計画しているのか、小一時間くらい問い詰めたいものです。ドコモ・auが約1年で機種のサイクルを1巡させるというのに、ソフトバンクは今後実質的に機種のサイクルを26ヶ月まで延長させるというのですから、技術革新のスピードで言うと2倍以上もの差になってしまいます。今後はますますボーダフォンソフトバンク一人負け」が鮮明になっていくんでしょうね。