まぁ、光陰矢の如しって感じですね。
○廃棄物:日の出町の最終処分場操業差し止め、住民側が敗訴
http://symy.jp/?-CJ(ウェブ魚拓+ウェブ精米)
今を遡る事10年前、真性ブサヨクだった私はこの反対運動に若干ながらコミットしていたのですが、その後ブサヨクからヲタへと身を落とすに連れ、こうした問題にはノーケアになっていました。
○日の出の森から
http://www.ne.jp/asahi/hinodenomori/tokyo/
今回のニュースも、前々から気にしていたという事ではなく、偶然見付けてしまったものです。「懐かしの青春の1ページ」と言えれば格好いいのですが、こんな形でその1ページを見返す事になるとは、何とも寂しい限りですね。
しかし、現在においてもブサヨクの血が途絶える事はなく、今でもこれらの処分場には余りいい心象を抱いていません。交通機関においてこそ全体主義的な考え方*1をするようになった私ですが、それ以外の公共事業を見る時は、少なからずブサヨクフィルターを通しています。恐らく、これは私の宿痾なんでしょうね。
実は、社会人になってから1回だけ、日の出町の最終処分場を見に行った事があります。高校時代には電車とバスとを乗り継いで行った道程を自家用車で乗り付け、記憶力だけを頼りに現地を巡検してみましたが、そこは私が知っていた日の出の森ではありませんでした。既にトラスト地の姿はなく、外観上は立派に完成したゴミ処分場が茫々と広がるのみでした。馬引沢峠から見える埋め立て地を前に、私は思わず自分の不義理を悔やんだものです。
世間では3Rだの4RだのLOHASだのといった言葉が流行ってきているようですが、人間に環境浄化能力が存在しない以上、その生活にゴミは付き物です。そのゴミを「捨てられる」立場というものを少しでも知っておいた事は、その後の私に何等かの好影響を与えてくれたかも知れません。所詮、「エコ」なんて標語は人間のエゴでしかないのですが、そのエゴに走ってしまいそうな原動力が、私の経験にはあるのです。
ところで、日の出の森での反対運動には、ブサヨクな側面とは別の「青春の1ページ」があったのですが、それについては私の心の中に仕舞っておきましょう。今から思うに若気の至りではありましたが、当時私に構築された行動規範は、今でもかなり強く私を拘束しています。もう、私も決して若くはないんですけどね(;´Д`)
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……って、オチはそれかよ!( ´゚д゚`)