五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

子連れ狼

 帰りの急行でした。いつも通りに新宿から座って帰ったのですが、私の2人隣に母娘連れが座っていました。母親は40歳前後、女児は5歳未満といった感じで、母親の膝に娘が座る格好でした。
 当然ながら、私は新宿発車と同時に眠りに落ちていました。こんな時間帯では、娘さんもさぞかし眠かろうと思いつつ、夢の中(__ )Zzz...
 起きてみると、さっきの女児が泣き喚き、それを母親が必死に宥めていました。どうやら、この女児はトイレに行きたいらしく、「漏れる、漏れる!」と溢れんばかりの尿意を必死に堪えていました。しかし、外の景色から察するに、どうやら柿生を通過したばかりで、次の町田まではあと8分近くあります。信号待ちに引っ掛かる事を考えれば、10分近くと考えた方がいいかも知れません。
 恐らく、この女児は登戸を発車した辺りから既に尿意を催していたのでしょう。しかし、1本落とす事による遅れを嫌った母親が「乗り換えるまで我慢しなさい」と黙殺した事により、このような事態に発展したのです。新百合ヶ丘→町田は、急行で最も駅間所要時間の長い区間なのですから、最悪の事態を考えて、ここは新百合ヶ丘で下車しておくべきだったでしょう。
 今回私が乗車したのは化け急本厚木行きですから、なるほど町田さえクリアしてしまえば後は終点まで各駅停車です。母親は、そこを見越して町田を乗り越えるという博打に出たのでしょうが、見事にそれが裏目です。この辺、母親のリスク管理は些か甘かったという批判を免れ得ません。何とか漏らさずに済んだだけでも幸いですね。
 序でに言うなら、22時過ぎという時間帯を考えれば、特急ロマンスカーを利用するというリスク対策も考えるべきでした。女児に掛かる負担は大幅に軽減されますし、トイレの心配も一切ありません。どうせ女児は無償乗車なんですから、400円くらいの出費は惜しむべきではなかったんでしょうね。