という事で、今日はこの1本のみです(つ´∀`)つ
○日本航空、100席未満の小型機導入を検討
http://symy.jp/?-Kg(ウェブ魚拓+ウェブ精米)
だからMJを2009年度までに商用化しとけと小一時間(以下略)。
このセグメント、現在ならプロペラ機のDHC-8-Q400がカバーしているのですが、ジェット機で同セグメントのものが出てきた時、一体どこで使うのか実に気懸かりな所です。というのも、
- 羽田空港発着便
- 90席クラスの小型機にどれだけ発着枠が配分されるかが不透明。
- 伊丹空港発着便
- プロペラ枠の低騒音ジェット機特例が撤廃された以上、Q400をリプレースするメリットがない。
- 小牧空港発着便
- 50席をオーバーする機材での定期便は就航不可。セントレアとの棲み分けルールを見直すと、伊丹・関空の二の舞になる。
と、三大都市圏の市街地空港では尽くリージョナルジェットの利便性がスポイルされてしまうのです。勿論、国産ジェット旅客機であるMJが商用化されれば、政策的な保護により90席クラスの便が持て囃される可能性もあるのですが、その場合はCRJやERJが真っ先に粛清の対象となる事は間違いありませんからね。
取り敢えず、90席クラスのセグメントが本当に市場で受け入れられるか否かを確かめるべく、MD-90を全席クラスJに換装するテストでも実施してみたらどうですかね。Q400を大量に抱えている現状、急いでこのセグメントの機材を導入する必要性は乏しいと思うのですが、如何なものでしょうか。