五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

話し言葉関東

 昨日のFirefox 2.0インストールを契機に、ATOK2006の設定も見直してみました。ツッコミで大阪弁を使う関係上、従来は表現モードを「話し言葉関西」に設定していたのですが、これだと母語である関東弁の変換ができません。そこで、ATOK2006から導入された「話し言葉関東」を導入してみると……

 取り敢えずWikipediaでも読んどけ( ´゚д゚`)

 きちんと変換できました(人´∀`)
 その他、従来引っ掛かっていた変換対象も、「話し言葉関東」ならサクサク変換できます。やはり、ネイティブの関東弁ユーザーから沢山の改善要求が寄せられていたんでしょうね。以前にも書きましたが、所詮関東弁も日本語の一方言に過ぎないという事です。



 そんなATOKに対して、更に改善要求を挙げるとすれば、こんな所でしょうか。

  • 連文節変換における「こと」「とき」などの漢字変換
  • 算用数字を含む変換時の半角カンマ付き変換

 前者は、「スターフライヤーは一度も黒字になった事がない」の「事」や、「新北九州空港の失敗は需要予測の時から約束されていた」の「時」です。或いは、「北九州市民には一刻も早く目を覚まして頂きたい」の「頂きたい」も、この同類でしょう。これらの漢字は、初期状態では全てひらがなに変換されます。ATOKでこれらを漢字に変換したい場合は、文節区切りを調整した上、別途その文節を漢字変換してやる必要があります。これがMS-IMEなら、「事」だろうが「時」だろうが自由に変換できますから、この部分ではMS-IMEの方が使い勝手がいいでしょう。ATOK2007以降で、どうにか対応して欲しいものです。
 後者は、かな入力モードで「1000000円」と入力した時に、これがすんなりと「1,000,000円」と変換されるかどうかの話です。ATOKでは、「1,000,000円」と全角カンマ付き変換する事は可能なのですが、MS-IMEでは「1,000,000円」と半角カンマ付き変換も可能になっています。公共事業ネタで記事を書く時は、どうしても桁数の多い数字を書く機会も増える為、やはりATOK2007以降でしっかりと対応して欲しいものです。
 逆に言えば、これらのポイント以外は、現時点でもMS-IMEよりATOKの方が優れているという事です。Firefoxが徐々にInternet Explorerの牙城を切り崩しているように、ATOKにもMS-IMEの牙城をジワリジワリと削っていって欲しいものです。その為には、Netscapeが決断したようなATOKフリーソフト化が欠かせないのでしょうが、ジャストシステムからATOKを取ったら収入源が何もないというのが泣き所ですね(;´Д`)