五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

羽田空港再国際化に社運を賭ける京浜急行

 航空繋がりでこのニュースです。

○150億円投資で利便性向上京急ブランドを左右する羽田新駅

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061031/252290/

 どうしてケンプラッツではなくIT Proの扱いになっているのかが不明ですが、空港アクセスとしての認知度において、京浜急行が未だに東京モノレールの後塵を拝している感は否めません。リムジンバスにおいてこそ、YCAT線での実績や共同運行の積極的実施により、今では東京空港交通との双璧をなしつつありますが、大々的に空港線への投資を実施したからには、何としても鉄軌道における京急空港線の地位を向上させたいのでしょう。
 とはいえ、京急空港線がターミナルビルに乗り入れてから10年も経っていませんから、これから「京急=羽田アクセス」という企業イメージが構築される余地は十分に残されています。京急蒲田駅の立体交差化が完成すれば、今よりも柔軟なダイヤが組めるようになりますし、狭隘だった横浜駅については、既に上下ホーム分離という拡張が実施されました。残る空港輸送のネックは、空港線内での待避設備でしょうね。大鳥居や穴守稲荷で追い越しを掛けられるようになれば、エアポート快特も大々的に増発できるのですが。
 それにしても、日経情報ストラテジーの清嶋直樹記者は、一体何処の人間なんですかね。

京急は競馬・競輪場や京浜工業地帯のイメージが強く、他の私鉄に比べてブランドを確立しきれていない。

 神奈川県民でこういうイメージを持っている人はごく僅かでしょう。京急珍走団の方がまだ支持されるというものです。私にとっては、競馬も競輪も京急よりは京王ってなものですけどね。