五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

ほぼ日刊遅延証明書

 という事で、駆け込み乗車などというお行儀の悪い事を朝からしでかしている私ですが、駆け込まなければならない理由はありました。それは、小田急も京王も遅延証明書を発行しなければならない程に遅延していたという事です。今週は特に酷くて、両社とも毎日遅延証明書を発行しているという有様でした。
 慢性的な遅延体質の原因はハッキリしています。それは、朝ラッシュ時の過大な需要に耐えられるインフラが構築されていないからです。特に、下北沢や明大前といったボトルネックが何等解消されていないというのが、両社の混雑緩和や遅延改善を大きく妨げている事は、誰の目にも明らかでしょう。調布における平面交差がどれだけボトルネックとなっているかは憑かれた大学隠棲氏のコメントを待ちたいところですが、

 という現状を鑑みるに、遅延体質が助長される事こそあれ、改善される見込みは殆どありません。恐らく、私が定年を迎える頃まで、「痛勤地獄」なんて言葉は死語にならないんでしょうね。
 それならば、せめて遅延体質に即してスジを寝かせるべきでしょう。小田急にしても京王にしても、特特事業進捗の体裁を保つ為か、混雑率緩和を前提としたダイヤ設定になっています。所詮、現状における混雑率緩和など単なる理想でしかなく、乗客が信頼すべきダイヤが単なる努力目標と化しているのですから、利用者としては堪りません。
 実現不可能なダイヤなど、鉄道会社にとっても利用者にとっても百害あって一利なしです。どうせ、無理に定時運行を心懸けても鉄道事故に繋がるだけなのですから、鉄道事業者を監督する国土交通省においても、実績にそぐわないダイヤ設定に対しては是正措置を命じるべきです。剰りにも悪質なダイヤ設定を是正しない鉄道事業者に対しては、国民の生命・身体を守るべく、輸送免許を取り消すくらいの強硬姿勢が求められるでしょう。