五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

紙媒体の時刻表

 という事で、今日はお休みきっぷで東武乗り潰し遠征に来ています。今まで、伊勢崎線日光線系統は東武日光までしか行った事がなかったので、東武動物公園から久喜方面は、支線も含めて未乗区間でした。小泉線や佐野線まで乗り放題になる機会は滅多にないので、お休みきっぷ最終日の今日に出張ってきてしまいました。当然ながら、お休みきっぷの本来用途であるスタンプラリーはガン無視です(;´∀`)
 さて、今回の乗り潰し遠征に当たっては、久し振りに紙媒体の時刻表を購入しました。当然ながら、乗り潰しの行程を組む時には駅すぱあとで各列車の時刻表を確認しているのですが、中学時代からの癖なのか、最後はどうしても紙媒体に頼ってしまいます。今回のように、複数路線を緻密な手順で乗り潰していく場合は、特に紙媒体の時刻表が必要になるのです。



 紙媒体の優位性は、何と言っても一覧性に優れるという事です。出発地・目的地ともハッキリしている場合、乗るべき列車の時刻のみが一発で表示される駅すぱあとは確かに便利です。しかし、数珠繋ぎに複数路線を乗り潰していく場合、当初自分が思い描いた行程が必ずしも効率的な乗り継ぎになるとは限りません。
 都心部のように2分か3分も待っていれば電車が来るのであれば、どんな行程で乗り潰していっても、そんなに所要時間差はありません。また、往時の深名線のように、1日に2本か3本しか列車がないというのであれば、そこから前後の行程は自然と決定されていきます。今回の遠征地である東武ルーラル線は、昼間だと1時間に1本程度の列車しかなく、夕方になると不規則なダイヤになる為、行程の組み方次第で所要時間が1時間も2時間も平気で変わってきてしまいます。JR両毛線ショートカットを使えば、更にこの差は大きくなり、ここが乗り鉄としての腕の見せ所なのです。
 今回の乗り潰しでは、JTB私鉄時刻表が八面六臂の活躍を見せてくれました。朝の出掛けにバタバタしてスタートが当初予定の2時間半遅れという危機的な状況から、鬼怒川線以外は何とか乗り潰し完了という所まで持ってきています。恐らく、駅すぱあとだけではここまで効率的な経路を考える事は出来なかった事でしょう。咄嗟にコンティンジェンシープランを考えなければならなくなった時も、やはり紙媒体の時刻表は役に立つのです。
 一応、世の中には純然たる電子時刻表も存在しますし、やろうと思えば私のVGN-G1もスピード起動に対応させる事が出来ます。しかし、乗り潰し時に紙媒体の時刻表を持たず、電子時刻表だけに頼るような事は、恐らく今後もないでしょう。どんなにパソコンの性能が上がっても、パソコン上で検索条件を入力するよりは手でページを捲る方が速いでしょうからね。