五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

危機感の感じられない堀高明のインタビュー

 中間決算ネタの序でに、こんなインタビュー記事も載せておきます。

○【社長の私生活】「スターフライヤー」社長 堀高明

http://symy.jp/iKJeウェブ魚拓+ウェブ精米)

 まぁ、ゲンダイの記事なんて斜め読みくらいがちょうどいいのですが、それにしたってこの一節は間抜けにも程があります。

●ゴルフ――羽田―関空線を飛ばすことに集中。当面封印。

「もう5年ぐらいやっていません。球を飛ばすより飛行機を飛ばします」

 まともに飛ばせてねえだろ!(ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻━┻
 こういうジョークが許されるのは、コンプライアンスに則って安全かつ快適な航空輸送サービスを提供し、なおかつ企業として最低限の業績を叩き出している社長のみです。それが、スターフライヤーと来たら、外国人機長が免許不携帯を摘発されて欠航するわ、徒に短期借入金を増やして財務状況を悪化させるわで、肝心の「一味違うホスピタリティ」は単なる非常識なオナニーだわで、ろくに航空会社としての体を為していません。2007年度も最終赤字になるというこの状況でこんな軽口を叩いているようでは、スターフライヤーの将来はコーポレートカラーと同様にお先真っ暗です。



 因みに、このインタビュー記事には、明確な誤りが1箇所あります。それは、以下の部分です。

02年12月北九州市を本拠地として「スターフライヤー」設立と同時に社長に。

 確か、2002年12月の時点では「神戸航空株式会社」だったはずですけどね。当然ながら、その本拠地も北九州市ではなく神戸市です。スターフライヤーが神戸時代を黒歴史にしたい気持ちも分からなくはありませんが、搭乗率だけでなく社史まで改竄するとは、流石LQCって感じですね。