市町村同士が結婚し出産したというネタも、ちょっとだけ置いときます。
○相模原市が政令市移行 首都圏南西部の新産業拠点目指す
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/100401/kng1004012210003-n1.htm
これにより、私も4月1日から「相模原市民」ではなく「相模原市南区民」という事になってしまいました。しかしながら、私の市民生活には全く変化の兆しがなく、相変わらず「政令指定都市らしさ」というものは何処にも見当たりません。
政令指定都市への昇格は、今は亡き「合併バカ」小川勇夫前市長時代からの悲願ですから、これによって相模原市の中の人は大分待遇がよくなるのでしょう。そして、政令市への昇格による様々な負担増(職員の福利厚生向上を含む)は、当然ながら市民の負担へと直結するのです。私が相模原市を抜け出すのが何時になるのかは不明ですが、一応相模原市を故郷とする人間の一人として、「政令指定都市相模原」という砂上の楼閣が、自らの負担増によって脆くも崩壊してしまわない事を祈るばかりです。
因みに、私に直接影響がある政令市移行と言えば、主として運転免許証の更新やクレジットカードの住所変更手続きです。恐らく、政令市移行自体が周知の事実ですから、それぞれの中の人が勝手に行動してくれる事でしょう。本籍が入ったままの運転免許証というのも貴重ですから、当面はそのまま使いたいと思います。
仕事に絡んだ話だと、相模原市国民健康保険の被保険者証や高齢受給者証は、当面旧住所のままで使用できるとの事です。政令市に移行すれば、保険者番号も行政区毎に採番される事になるのですが、横浜市や川崎市では全ての行政区で同じ保険証記号を採用している*1ので、相模原市も恐らく同一の方式になる事でしょう。ここで、保険証記号が10のままになるのか60に変更されるのかというのが、建制順で大きく飛び級した相模原市の今後の扱いを見る上で大きなポイントになりそうです。