五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

久し振りの沖縄旅行

 という事で、無事に沖縄から帰ってくる事が出来ました。今回は、復路でW14のファーストクラス席に有り付けるという僥倖にも恵まれ、全般に快適な旅行となりました。しかし、朝昼晩とも食べ放題のケースが多かった為、ついつい食い意地が先行してしまい、帰京してみたら体重が旅行前の4kg増という恐ろしい事態に陥っていました⊂⌒~⊃。Д。)⊃
 今回は、叔母夫婦の招待でルネッサンスリゾートオキナワに4連泊したのですが、4年前の5月に3連泊した時とは異なり、右を見ても左を見ても家族連ればかりでした。お盆休みの真っ最中というピーク期もピーク期ですから、宿泊費も往復交通費も決して馬鹿にならないはずです。家族4人で4連泊なんて事になれば、旅費総額は軽く100万円に届いてしまうはずです。そんな最ピーク期に子連れでリゾートを楽しめる世帯がこれだけ多くあるとなると、やはり少子化も不景気もウソであると言わざるを得ません。
 私が思うに、「子供なんて、いる所には沢山いる」ものですし、「お金なんて、ある所には沢山ある」ものです。少子化だの不景気だの騒いでいる連中は、単にトータルでの数字を見ているだけで、凡そ実際の状況を把握しているものとは思えません。子供にしてもお金にしても、少なくなっているのではなく偏っているのです。偏っているからこそ、日々の暮らしに喘ぐ人々がいる一方で、こんな最ピーク期にリゾートホテルが家族連れで賑わっているのです。
 別に、私は旅行代金の平準化を求めているのでもなければ、結婚・出産への公的支援を殊更に主張しているのでもありません。こんなご時世に「富の再分配」を目指しても、それこそ本当に不景気を招いてしまうだけです。取り敢えず、「富」を持てる人の消費意欲を増進させ、「富」を流動化させる事が、景気回復への近道でしょう。旅行業界を潤すのであれば、高過ぎる日本の移動コストを軽減する事が、最も重要なのではないでしょうか。