五月原清隆のブログハラスメント

これからは、セクハラでもない。パワハラでもない。ブロハラです。

足並み揃えて

 明日は、統一地方選挙の前半戦です。私が住んでいる相模原市南区では、以下の4つの選挙が同時に執行されます。

  1. 神奈川県知事選挙
  2. 神奈川県議会議員選挙
  3. 相模原市長選挙
  4. 相模原市議会議員選挙

 この内、有象無象共が蠢く相模原市議会議員選挙以外は選挙公報が発行されていたので、東林間駅で1部ずつもらってきました。これらの選挙は、良くも悪くもタレント不足で、抑も誰が出馬しているのかすら判らない状態です。又吉イエス羽柴誠三秀吉でも出馬してくれれば、大分選挙が盛り上がるんですけどね。
 そんな中、日本共産党は見事に足並みが揃っていました。というのも、選挙公報において、とある共通した主張が掲載されていたからです。

鴨居洋子(神奈川県知事選挙)

 国保料(税)を引き下げ、資格証や短期証の発行をやめさせます

河野幸司(神奈川県議会議員選挙)

 県の補助金を復活し、国民健康保険税の引き下げ

菅野通子(相模原市長選挙)

 国保税を1人1万円引き下げます

 国保狙い撃ちかよ!⊂⌒~⊃。Д。)⊃
 後期高齢者医療制度の廃止が既定路線となった今、日本共産党の次なるターゲットは国民健康保険料(税)*1に定まったようです。確かに、私の勤務先においても、日本共産党市議団は一貫して国民健康保険税条例の改正案に反対していましたから、見事なまでの統率です。まぁ、結局改正案は賛成多数で可決されたんですけどね(;´∀`)
 そういえば、川崎市議会議員選挙の選挙公報でも、日本共産党公認の候補者が複数名いて、一言一句違わぬ公約が掲載されていました。こうしたやり方については賛否両論ある所でしょうが、「政党に対する信任」が裏切られにくいという意味では、日本共産党のやり方は一つの解でしょう。逆に言えば、公認候補の主張がてんでんバラバラで党としての一体性を喪失している民主党の方が、余程危険な状態にあるのかも知れません。



【2011-04-09 追記】
 その後、期日前投票で南区役所に行ったら、相模原市議会議員選挙の選挙公報も入手できました。そこで、改めて日本共産党の公認候補を見てみると……

大田浩

 国民健康保険税を1人1万円引き下げ

藤井克彦

 国民健康保険税を1人1万円引き下げ

 2人揃って公約の筆頭とか⊂⌒~⊃。Д。)⊃

*1:国民健康保険の運営に係る保険料は、国民健康保険法第76条第1項に基づいて徴収される国民健康保険料または地方税法第703条の4に基づいて徴収される国民健康保険税として徴収されます。実質的な保険料であるという点では両者共に相違はなく、国民健康保険料の徴収に当たっては地方税法の規定が準用される部分もありますが、抑もの根拠法令が異なる他、規定や運用にも色々と相違がある為、実務においては両者は厳密に区別されています。政令指定都市に限って見れば、さいたま市相模原市が税方式を採っている他は全て保険料方式です。