続いて、ＪＲ倒壊東海です。2006年3月ダイヤ改正の見所は余り多くなく、以下の通りです。
以下、順に見ていきましょう。
１．山陽新幹線ダイヤ改正に伴う改正
別に、ＪＲ東海で何が変わるという事はありませんが、車両運用は大きく変わる事になります。ＪＲ東海で発生する手間を考えると、ＪＲ西日本のダイヤ改正によくぞここまで付き合ったものだという感はありますね。新大阪以西がどうなろうと、ＪＲ東海には何の影響もありません。もっと言うなら、新大阪以西まで乗り通す乗客が少なくなればなるほど、ＪＲ東海は自社都合のみでスジを引けるようになるんですからね。
まぁ、ここまでＪＲ西日本に譲歩するような車両運用変更に応じるという事は、それだけ名古屋以西での乗客の減り方が激しいという事なんでしょう。愛知万博も終わった事ですし、そろそろ名古屋から山陽筋に向かう需要への梃子入れが必要なのかも知れません。まぁ、それならそれでひかりレールスターを名古屋まで運転しろとは思いますけどね。
２．ふじかわ・南紀・みえの停車駅統一
今更停車駅統一ってのも凄い話で、それだけＪＲ東海は在来線を放置プレイしていたという事なんでしょう。ふじかわや南紀なんて、果たして特急にしておくほど乗客はいるんでしょうかね。こんなもの、とっとと313系やキハ75系で快速化してしまえとも思うのですが、セントラルライナーを運行するＪＲ東海にそんな期待をするのは贅沢というものでしょう。
取り敢えず、キハ85系にしろキハ75系にしろ、指定席だけでもuシートみたいに改修すべきですね。或いは、この際キハ85系をみえに突っ込んでみるというのもいいでしょう。どうせ、近鉄との伊勢競争では既に敗北しているのですから。
以上、たったの2つしか見るべき所のないダイヤ改正ですが、これは逆に言うとＪＲ東海から新幹線を取ったら何も残らないという事でもあります。なるほど、そりゃあ羽田空港再拡張にも反対するというものです。こんな調子で、果たして東海地震を乗り越えられるんでしょうかね。下手すると、路盤だけでなく会社も倒壊するかも知れませんよ。
